エボニーサリトレラ

和名英名
ベンケイソウ科Crassulaceae
エケベリア属Echeveria
エボニーサリトレラ agavoides v ‘Evony Salitrera’

生長するととってもかっこ良い!そして美しいエボニーの一品種サリトレラ。
ぜひともたくさん育ててみたいものですが、実生の成功率やいかに??
今回はエボニーサリトレラの実生記録をご報告します。

目次

2020/2/16『播種』

エボニーサリトラの播種は、実生その③の方法で行いました。
細かい作業工程などは別の記事のまとめていますのでご覧ください!!

2020/2/22『発芽』

2020.3.9

▲播種後一週間もせずに発芽してきました。
発芽数は3つでしょうか?
上の写真は発芽から2週間ほど経った頃のものです。
真ん中の一番大きな苗が上に向って元気に伸びています。

2020.4.5

▲3月9日から少し時間が経った頃の写真です。
双葉がぷっくりと大きくなっているのがよくわかりますね。
アガボイデス系は早い段階から、このツルっとした葉っぱがわかるんですね。
発芽の個数は3つで確定でしょうか?

2020.4.22

▲大きかった2つの苗は確実に大きくなっていますが、もう一つの小さな苗は、大きな苗の足元に隠れてうまく生長できていない様子。
できるのであれば植え広げてやりたいですが、こんなに早い段階で土をかき回せば大きい苗も巻き添えで死んでしまうかもしれません。
ビンの外から見守ってやるしかなさそうですね。

2020.4.27

▲あれあれ!なんだか大きい株の様子が変です。
双葉の片方の色が抜けてきているような・・・。
他の苗もこのように色が抜けて枯死してしまうケースが多いので心配です。
大きい双葉の足元にあった小さな小さな株は、すでに枯れてしまった様子です。

2020.5.4

▲どんどん色が抜けてほとんど透明になってしまった双葉の片方。
もうこの葉は元には戻らないでしょう。
生長して新しい葉が出てくるのを待つしかないですね。

2020.5.17

▲おや?新しい葉っぱが生えてきてる??
双葉のうちの残った一枚は元気そうなので、ここから盛り返してくれそうです。
一方で無傷の一株は順調に生長しているようです。

2020.5.23

▲ついに!本葉が生えたのがはっきりとわかるようになりました!!
これでもう大丈夫!生長スイッチが入ったみたいです。

2020.6.1

▲2株のボリュームにあまり差が見られなくなりました。
生長がやや遅かった方の一株にも、ちゃんと本葉が生えてきましたよ!!

2020.6.7

▲たったの数日ですが、新しい葉っぱがどんどん出てきました。
本気の生長モード突入ですね!

2020.6.15

▲本葉が双葉の大きさを上回るようになってきました。
丸い双葉と、三角の本葉、はっきりと違いが判ります。
かなり暑い日もでてきた6月の中旬ですが、環境の変化にも適応してぐんぐんと生長しています。

2020.6.22

▲苗の色が少し濃くなってきたように思います。
双葉の後、最初に生えた本葉は生長を止めることなく大きくなっています。

2020/6/25『フタ外し養生』

2020.6.25

▲葉っぱにつやが出てきました。
アガボイデスらしさが出てきましたね。
かなり丈夫になってきたと思うので、このあたりでフタは外して養生をしていきます。

2020/6/27『植え替え』

2020.6.27

▲フタを外して数日ですが、少し苗同士の間隔も広げてやりたいと思ったので、植え替えを行うことにしました。
スリット鉢に植え付けて、透明プラコップで腰水養生です。

2020.7.13

▲順調に一回りずつ大きくなっています。
この7月は雨ばかりで、気温もそこまで高くはならなかったためか、バテずに生長しているみたいですね。

2020.7.19

▲アガボイデスの葉っぱの形がわかるようになってきました。

2020/7/21『屋外養生開始』

2020.8.3

▲7月21日、ついに屋内での養生を終え屋外での養生を開始しました。
こちらの写真は、屋外養生を始めてからしばらくたってからのものになります。
夏も真っ盛り。屋外は暑いですが、頑張って生長しています。
爪先がぽちっと赤くなってきたのがわかりますね。

2020.8.24

▲暑くてもジワリと大きくなるエボニーサリトレラ。
二つの苗の間が大分詰まってきました。
2号ポットに2株。
それほど狭そうではないので特別に植え替えはせず、このまま様子を見ていきます。

2020/8/末頃『腰水養生終了』

2020.9.1

▲8月末、腰水での養生を終了しました。
生長こそストップしてしまったものの、残暑にもめげずに頑張っているように見えます。

2020.9.10

▲少しずつ赤みを帯びる葉先。
アガボイデスに近づいていくのがわかりますね。

2020.9.14

▲9月の中旬、真夏の暑さも和らいできた頃、休眠していたエボニーサリトレラの小苗たちも少しずつ生長をはじめました。

2020.10.6

▲葉先のぽちっとした赤色が、どんどん濃くなっていきます。
葉っぱ一枚一枚が少しずつ太って、小苗でもすでに立派なアガボイデス。

2020.10.21

▲秋の短い生長期、本格的な生長に入ったようで葉っぱがどんどん充実していきます。
もう幼苗の面影はほとんどありませんね。

2020.10.30

▲とどまることを知らない幼苗たちの紅葉。
いったいどこまで赤くなるんでしょうか。

2020.11.18

▲勢いよく生長する2株。
もう完全にぶつかってしまっています。
植え広げて一鉢一株としたいところではありますが、11月も後半に入り、冬は目前。
休眠前なので今はそっとしておきましょう。

植え広げは春に!!

TOMOZOO - 植物と魚と、ものづくり。 - - にほんブログ村
にほんブログ村 にほんブログ村へ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

お気に入りの記事をシェアしよう
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次