メキシカンジャイアント

和名英名
ベンケイソウ科Crassulaceae
エケベリア属Echeveria
メキシカンジャイアントcolorata ‘Mexicangiant’

メキシカンジャイアントのデータベース

コロラータの大型種として知られるメキシカンジャイアント。原種と言われながらも、野生では発見されていないなど不思議な点も多いエケベリアです。大きな特徴としては、真っ白に粉を纏った葉と、名前の通りのダイナミックなロゼットです。直径は数十センチにもなる大型の種。ショップの片隅に巨大化した株を見かけることもしばしばあります。独特な風貌から交配親としても人気があり、メキシカンジャイアントを親に持つ品種もたくさんあります。
そんなメキシカンジャイアント、大型化するポテンシャルは十分にあるものの、育てていてもなかなか大きくならないという経験をされている方も多いのではないでしょうか?TOMOZOOも同じく。せっかく一回り大きくなっても、次の夏には下葉がほとんど枯れて元の大きさに戻ってしまう、ということを繰り返す「三歩進んで二歩下がる」エケベリアで、現在その育て方のコツを模索中のTOMOZOOです。

フォルム

タイプ
つるっと系
粉系
ハード系
ソフト系
グリーン系
ブルー・ホワイト系
レッド系
紅葉
控えめ
しっかり

育成ポイント

成長速度
おそい
はやい
徒長
しにくい
しやすい
暑さに、、、
弱い
強い
寒さに、、、
弱い
強い
花芽は、、、
出やすい
出にくい

増やしやすさ

葉挿し
難しい
簡単
胴切り
難しい
簡単
仔吹き
しやすい
しにくい

※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。

TOMOZOOメキシカンジャイアント1号の育成記録

TOMOZOOにはメキシカンジャイアントがたくさんありますが、1号は最も昔からうちにある一株です。
購入したのは、2019年の年末頃か、2020年の初め頃です。(詳しくは覚えていません(‘_’))

2020.2.11

そしていきなりこんな姿になってしまいました。2020年の夏を越した後の様子です。
夏に一度根腐れを起こし、なんとか生き残った部分がこれだけ。

2020.11.21

全く動きがないように見えていましたが、こうして写真で振り返ると、本当にわずかずつ成長点付近の葉っぱが動いていることが分かります。

2021.1.24

3月になっても大きさはほとんど変わりませんが、確実に動いてます。発根が進んできたということかな。
しかし、これがあのメキシカンジャイアントとは、、。

2021.3.18

春の成長期、やっぱりメキシカンジャイアントも成長をしています。
真っ白だった葉っぱは緑が強くなり、そしてぷっくり!あんなに小さくなったのに、ここまで復活してくれると嬉しいですよね。
この時点でまだ6cmスリット鉢なんですけどね。先は長い。

2021.5.16

6月、いよいよ暑さによる下葉の枯れ込みが始まってしまいました。
早すぎるよ、、せっかく勢いづいてきたというのに。

2021.6.14

一枚、そしてまた一枚と小さくなっていくロゼット。
成長点付近の葉も、なんだか痩せてしまいました。

2021.8.2

夏の暑さも落ち着いてくる9月、下葉の枯れ込みもストップしたみたいです。
うん、これだけ残ってれば、冬も大丈夫だろう!

2021.9.13

夏に青々としていた葉っぱ、徐々に白くなっていきます。
いよいよメキシカンジャイアントの本領発揮だ!!

2021.11.23

そして時は流れて、、、2022春の成長期の終わりころの写真。
一年前はじわりじわりと下葉が枯れ込んできた時期ですが、この年はずいぶん残ってますね。

2022.6.10

夏本番、写真では下葉一枚枯れていますが、まだまだ元気な様子。
メキジャイの白い色がまぶしいです!
購入時の大きさくらいまで復活したかな?根腐れしてから約二年。長かったなー。

2022.7.11

おや?ジュレってる?まさかまさか、こんなのもう見たくないよ、、せっかくここまで来たのに。。
この後ジュレった葉っぱを取り除いて、なんとか持ちこたえた1号。
メキジャイは下葉ジュレること結構ありますよね。

2022.8.12

さて、夏も終わりに近づいた9月の様子。
だいぶ小さくはなりましたが、21年の9月に比べて一回り大きくなったと思います。
6月の写真ではもっと大きかったんですが、まさに「三歩進んで二歩下がる」エケベリアですね。

2022.9.5

大きくなるよう願いを込めて、秋の植え替えを行いました。
プレステラ90、メキジャイとしては小さい鉢ですよね。

2022.12.25

年を越した1号。かなり頼もしい姿になりました。

2023.2.1

冬に葉が痩せてしまうのは、毎年のことですね。
購入当初は慌てて水やりしたりしていましたが、メキジャイはこうやって進退を繰り返しながら一歩ずつ成長していくエケベリアなんだ、ということが分かったので、あわてず騒がず。
「冬越しのために下葉一周くらいくれてやらぁ!!」というくらいの気持ちで(いや、そうやって自分に言い聞かせながら)、見守っています。

2023.3.22

春の成長期が始まったみたいです。
当初に比べて、随分と葉幅が広くなりました。
もう根腐れとか心配いらないくらいに立派な苗。

2023.4.6

真夏に下葉がなくなることも視野に入れ、初夏にかけてしっかり葉数を増やしてあげるのが大事ですね!

2023.5.25

そして夏、毎年恒例の下葉カリカリ。
心なしか例年よりも赤みが目立つようになりましたが、株の成熟度と関係あるのかな?秋までは徐々に痩せていくと思いますが、着実に成長していくメキシカンジャイアント。
いつの日か、巨大化した1号が大きな花芽をつけてくれるのを楽しみに、見守っていきたいと思います!

2023.7.14
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