
リラシナ × ノバ(サラゴサノバ)
和名 | 英名 |
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ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
リラシナ × ノバ(サラゴサノバ) | lilacina × spec. nova Zaragozae |
リラシナ×ノバは、近所でよく行くショップで販売しているのを見て購入した一株です。
交配種って将来どんな姿になるのかわからないということもあって少し手を出しづらかったんですが、こちらの苗はとてもリーズナブルで、自動販売機のペットボトル飲料くらいの価格だったので挑戦してみることにしました!
2020.8初旬頃
上の写真が購入当初の様子です。
「ノバ」というのは新品種とい意味の「spec.nova」ということだと思うので、たまに見かけるあの小さい品種、サラゴサノバのことだと思います。
葉っぱの幅が広いのはリラシナに似ているかなーと思うんですが、この時点では何とも、、、
2020.9.9
9月に入ると、すこーし葉っぱが立ち上がってきました。
内向きにカールする葉っぱの形、サラゴサノバの面影なんとなくありますよね!
そしてちょーっと紫色になってきたかな?なんて思います。
このリラシナ×ノバですが、成長の勢いはかなり良いです。
乾きやすい素焼き鉢で育ててもこの通り!
2020.10.7
もうすでに、2号の素焼き鉢はパンパン。
夏の姿からだんだんと紅葉シーズンの姿に変わっていくこの時期は、どのエケベリアを見ていても楽しいっ!!
秋の成長期を迎えて、葉っぱの数もどんどん増えていくと、、、
2020.11.17
おー!
なんだかきれいになってきましたよ!
リラシナの紫色をあわ~くあわ~くしたような色あい。
葉っぱはやや薄くて横に広いのでこちらもリラシナの影響!
そしてやっぱり内側を向いてカールする葉っぱと、チョンと尖ってピンク色になる爪先はノバの影響ですよね!
2021.12.25
世間はクリスマス・・・
冬の寒さも少しずつ厳しくなってゆく中、リラシナ×ノバは少しずつ締まった形になってきました。
2021.2.8
12月から2月中旬くらいまでは、他のエケベリアと同様でほとんど動きがなく、そのままの形をとどめてくれています。
ただ、これだけ株が充実してきて、さすがに2号の素焼き鉢では窮屈だろうな~なんて思うようになりました。
(何より、鉢よりも葉が飛び出していると管理しづらい!!)
こりゃ、春の植え替え大会で植え替えてやらねば!

2021.3.21
ということで、春の植え替え大会ではプレステラ90に植え替えてみました。
花芽も出かけていますね。
(咲かせるのはまたの機会にしようと思いますが)
春の成長期にはどんな成長を見せてくれるんでしょうか??、、、
気になる成長の結果がこちら▽
2021.4.1
4月の気候の良い時期に、成長が盛んになったリラシナ×ノバ
頂芽のまわりの葉は垂直に近い角度で立ち上がっています。
3月、4月、と、長い期間その変身ぶりを楽しませてくれたリラシナ×ノバ
5月頃が紅葉のピークです!
2021.5.7
水をやりすぎるとエケベリアはガンガン大きくなりますが、それに見合った日照がなければきれいにはなりません。
ということで、成長期であるにもかかわわらず水を少なめにすることで紅葉を深めることができたのではないかな、と思います。
2021.5.24
ほーらほら、紫色になってきましたよ!
リラシナの葉っぱのうねりも受け継いでいるのかな?
形も色も満足です!
そしてこのあたりから先は、水をやるたび紅葉が冷めていくというイメージ
2021.6.6
ピークの頃とはだいぶ印象が違って、葉っぱの縁が蛍光グリーンに!
これはまたこれでよいのかもしれません。
葉っぱも全体的に少し開いてきた感じがします。
こうなったらもう仕方ない!紅葉はあきらめましょう。
なんて思っていると、、、
2021.7.21
なんだか独特の色合いになってきました。
葉っぱは緑色ですが、縁は蛍光グリーンがくっきりと入っています。
紫は主基假抜けてしまっていますが、これはまたこれできれい!
まさかこんな「二度おいしい」エケベリアだったとは!購入した時は気が付きませんでしたが、、、
交配種が生長した姿って、紅葉がピークに達した時の両親の姿からイメージしがちですが、紅葉のシーズン以外の季節もこんな風に楽しむことができるんですね!!
ちなみに、サラゴサノバって結構子株を吹きやすいんですが、その辺は受け継いでいないんでしょうかねー(笑)
これだけきれいな品種ならたくさんあってもいいんですが、今のところ一株だけ!
乞うご期待!!