ダドレア プルベルレンタ

和名英名
ベンケイソウ科Crassulaceae
ダドレア属 Dudleya
プルベルレンタ(雪山) pulverulenta

こんにちは、TOMOZOOです。
今回は薄い葉っぱで、やや緑が濃いダドレアプルベルレンタの実生報告です!

目次

2020/9/20『播種』

プルベルレンタの播種をしたのは9月20日。
播種してからすぐに屋外に出して、そのままずっと屋外で管理をしました。
播種作業の詳細は、 「2020実生 その⑤」をご覧ください。

実生その⑤

2020/9/21『発芽』

プルベルレンタの挙動はアンソニーとよく似ています。
播種後すぐにわっさーっと発芽。
しかしこちらは発芽数量が半端じゃありません。(種は50粒で買ったんだけどな)

2020.10.4

発芽した葉っぱはどんどん太ってゆき、発芽から1ヶ月強でこのくらいになりました。

2020.11.1

葉っぱ同士がみっしりとくっついて固まっているため、一つ一つの成長の様子がはっきりとは分かりませんが、「涼しい」から「寒い」へと気候が変化していくこの頃でも、元気いっぱい成長していくところはダドレア共通みたいです。

2020/11月下旬頃『新葉確認』

11月下旬頃になると、ようやくはっきりと新葉が出ているのが分かるようになりました。

2020.11.21

11月中でも成長が止まらず、12月のはじめころにはダドレアらしい細長い新葉がいたるところから発生。

2020.12.5

12月になると、やや生長が緩慢になったものの、一株一株が確実に成熟していっている様子。
アンソニーと同じく、年末頃にはかなり窮屈そう。

2020.12.30

2020.12.30『植え広げ』

アンソニーと同じように(いや、それよりもさらに旺盛に)生長していくプルベルレンタ。
窮屈さを回避するために、植え広げを行いました。

まずはカップから取り出して、

土から取り出します。(土は流水で軽く落とします)
根っこを傷つけないように慎重に。

ひとつひとつ丁寧に植え付けて完成!!
全部で4鉢になりました。

植え替えた後、やはりダメージで枯れてしまった株もありましたが、
成長の早いものから徐々に根付いてくれているようです。

年末の植え替えから1ヶ月強、やっぱり真冬の植え広げは少し厳しすぎたかな?
ここにきて枯れてしまう苗が続出しました。これは失敗失敗、、
右下の鉢なんかは、もう立て直せないかも。

年末の植え替えから、あまり調子が良くならなかったプルベルレンタ。
それでも、元気な苗は無事冬を越し、春の成長期に入りました。
右下の鉢とかはもうダメかな。。

生き残った苗はガンガン生長。それにしても、随分緑が濃いですが、プルベルレンタは他の2種類(ブリトニーやアンソニー)に比べて粉を出すのが遅めなんでしょうか?
もしくはグリーンフォーム(粉を出さない性質をもった株)的な形質の品種ということ?
もう少し成長を見守ってみたいと思います。

2021/4/17『植え広げ-2』

そろそろ成苗として扱えるのでは、と思ったので、ここらで植え広げを行うことにしました。
ダドレアブリトニーと同じタイミングで植え広げたので、詳細はそちらをご覧ください!

2021/8『夏の暑さにも負けず、、、』

粉が少なくてつるっとしたフォルムのプルベルレンタは、エケベリアのアガボイデスと似てやや夏に弱いのではと思っていましたが、それは偏見。
他の2種と同じく、ほとんどの株が暑さをクリアしてくれました。

暑さと闘うプルベルレンタの雄姿をご覧あれ!

ここまで育成してみて疑問が一つ。
プルベルレンタには白粉をつけるものとそうでないものがあるようです。
ダドレアプルベルレンタとはこういうタイプ違いのものが現れてくる品種なんでしょうか??

いや、もしかしたらブリトニーやアンソニーと種子が混ざってしまったのか??
ひとまず、他2種とは明らかに違う「緑色でつるっとした株」についてはプルベルレンタとして、粉を出している他の株は「プルベルレンタ」としつつ様子を見ることにします。

花芽の色とかで区別がつくようなんですが、うまく花を咲かせてくれるかな??乞うご期待!!

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