ラタム
和名 | 英名 |
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ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
ラタム | Ratam |
コロラータとエボニーの交配種、ラタムです。
コロラータもエボニーも、非常に人気の高い品種です。
その交配種ですから、もちろん両方の良いとこ取りに成功しているってことですよね!
TOMOZOOラタムはネットで購入した株です。
到着したときの大きさ、直径10㎝くらいはあったでしょうか。
多肉植物をはじめて間もないTOMOZOOにとって、かなりインパクトの大きい一株となりました。
かなり成熟した個体だったこともあって、発根の勢いも良く、すぐにこちらの環境にも適応してくれました。
寒くなってくると、両親の良いところがはっきりと現れてきましたよ。
粉が出てくるところはコロラータ、葉先が鮮やかな赤に染まるところはエボニー、それぞれの一番の特徴です。
あ、、奥に写るのはマリンサンセットです。
デカいですけど、ラタムは葉っぱが分厚いですから、重量で言ったら負けてないですよ!!
さらに時間が経って、寒さもピークを迎えるころ、ラタムの紅葉も最高潮に達します。
こうして見ると、生長点付近はコロラータ、外に行くにしたがってエボニーの特徴が良く現れているようにも見えます。
面白いですね~
ここまで育てた感じですと、ラタムは寒さにも多湿にも強いタフな品種です。
ただ生長の速度に関しては遅いと言わざるを得ないですね。
2019年の10月に購入した株なので、上の写真はTOMOZOOに来てから5か月ほど経ったころのものです。
水やり頻度や使用している土、鉢の影響もあるかもしれませんが、新しい葉が出てくると下葉が枯れてゆく、これを繰り返すので結果として大きさが変わらないというような感じです。
紅葉が冷め始める4月ごろ
ウォーターマークがしっかり出てますね。
これはコロラータの特徴です。
見れば見る程エボニーで、コロラータで、どちらにも似ているように見える、不思議で、魅力あふれる品種です!
梅雨時は蒸れを避けるためにかなり水を切りましたので、かなりスリムに!
でも大丈夫、夏に強いと言われる粉系の特徴も現れているから、きっと夏を越して再びもとのずっしりとした姿を取り戻してくれる!!
って言ってる間に、なんだかすっかりコロラータですが(強かですねー)
エボニー出てこい!!
一年の中で様々な顔を見せてくれるラタム。
これからもその変化を楽しんでいきたいと思います。
そういえばラタムってどうやって増やすの??コロラータとエボニーってどっちも葉挿しできないやつじゃん。