セクンダプエブラ
和名 | 英名 |
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ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
セクンダプエブラ | secunda Puebura |
セクンダプエブラは、丸みのあるフォルムが特徴的なセクンダです。今回はこちらのセクンダプエブラの実生の報告をします。
2020年に初めての種まきをしてから約1年。TOMOZOO実生第二世代のはじまりがこちらのセクンダプエブラです。第一世代の実生報告とは少し形式が変わりますが、生長の様子、御覧ください。
2021/2/13『播種』
2月に種をまいた時の写真です。
スリット鉢ごとコップに入れ、ラップ&腰水養生というのが、定番の方法になりました。
播種後、3月2日に発芽したという記録があるので、2週間あまりで発芽したことになります。
春先の実生なので、発芽までは少し時間を要するみたいですね。
発芽後の経過
▲発芽してから3か月ほどの様子。
発芽後、6月5日に植え広げた記録があるので、その時に2ポットに分けた(のだと思います)。
夏に向けて暑い日も増えてくる頃です。
セクンダは温かい方がよく生長するようで、プエブラも同じく、第三段階くらいまでの葉が生えそろっています。
▲発芽してから4か月ほど。
せっかく元気よく生長していた小苗たちですが、次第に勢いがなくなり、徒長のような状態になってしまいました。
暑いのもあるかもしれませんが、日照不足が大きいかもしれません。
そして、下葉が蒸れてしまっていますね。
ラップをかけたままの養生の影響でしょうか。
▲発芽してから4か月ほど、ラップ養生終了。
ラップをかけて腰水を続けてきたセクンダプエブラ。
下葉の蒸れが目立ち始めたので、ラップをかけたままの養生を終了して、腰水の状態で風邪に当てることにしました。
残念ながらダメになってしまった苗もいくつかありますね。
▲ラップを外して一週間。
勢いが少し戻って、緑も濃くなってきた様子。
▲発芽から5か月。真夏でも生長!
夏真っ只中の8月初旬。
成苗たちの生長は緩慢ですが、実生苗たちの勢いは衰えず(この辺が実生の不思議なのですが)、葉ぱが大きく厚くなっていきます。
▲夏越し終了!秋の成長期。
少し時間が空いてしまいましたが、夏越しも無事終了して秋の成長期に入りました。
夏でも生長する実生苗ですが、やっぱり生育旺盛な時期は春と秋。8月の写真から2か月ほどで一気に大きく生長しました。
ぽちっと小さな爪も現れて、「セクンダ」とまではまだ言えませんが「セクンダの幼苗」と言っても伝わるくらいにはなりました。
ここから先、生長した姿は次回アップする「セクンダプエブラ」の記事をご覧ください。