シムランスイトゥルビデ

和名英名
ベンケイソウ科Crassulaceae
エケベリア属Echeveria
シムランスイトゥルビデsimurans iturbide

シムランスイトゥルビデは種子の名前でしか聞いたことのない品種名です。
成苗がどういった姿をした品種なのかなど詳しいことは分かりません。
種子から育てて成苗になってゆく途中経過をご報告します!

目次

2020/2/12『播種』

シムランスイトゥルビデの播種は、実生②の方法で行いました!
細かい作業工程などは別途記事にしていますのでご覧ください!!

2020/2/22『発芽』

2020.3.28

▲播種から10日で発芽したシムランスイトゥルビデ。
小さすぎてピントが合いませんでしたが、たった一株だけ、ひょろひょろと生長しているようです。

2020.4.9

▲発芽から一月以上が経ったときの写真です。
多少葉っぱに厚みが出てきたようですがほとんど変化がありません。

2020.4.19

▲生長が鈍いのは日照不足とにらんで、なるべく日の当たるところへ移動して生育を開始しました。

2020.4.29

▲ところがまだまだ小さい苗。直射日光にあててはいけなかったようです。
見えますでしょうか、シオシオになったシムランスイトゥルビデ。かわいそうなことをしてしまった。。回復してくれえるでしょうか??

2020.5.4

▲日差しの弱い場所に戻して少し様子を見ていると、わずかに残っていた緑路の葉っぱの間から小さな小さな新葉が現れました。

2020/5/9『植え替え』

2020.5.10

▲あまり調子は出ていませんでしたが、このままにしておいてもスイッチが入りそうにありません。
他の元気な苗を植え替えるタイミングで、一か八かシムランスイトゥルビデも植え替えを行うことにしました。

2020.5.10

▲植え替え直後のシムランスイトゥルビデの様子です。
植え替えというよりは、根のまわりの土をそのまますくい出して別の容器に引っ越したような感じ。
新しい葉はまだ元気そうですが、このまま伸びていってくれるでしょうか?

2020.5.14

▲植え替えから4日後、ほぼ変化がありません。

2020.5.17

▲さらに3日後、植え替えた直後に比べると少し新葉が大きくなってきたかな?
しかし未だに小さくて、ピントも合わせられません。

2020.5.23

▲さらに一週間。まだ変化がありません。

2020.5.29

▲5月も末ごろになりました。
ずっと小さかったシムランスイトゥルビデですが、それまでの感じと比べると、いかがでしょうか?少し目を覚ましてきた感じがしませんか??

2020.6.7

▲さらに一週間、まだまだ動きがありません。

2020.6.19

▲お!ちょっと葉っぱが開いてきた!?
植え替えから一か月以上、ようやく動き出してくれました。
本当によく頑張った!!

2020.6.22

▲動き出したら早い。3日ほどで葉がいっぱいまで開いてきました。

2020.6.29

▲葉っぱが開いてから一週間、新しい葉がどんどんと出てきました。
今まで、ずっとエネルギーを蓄えていたんでしょうか。

2020.7.4

▲さらに数日で、また大きくなりました!もう心配ないです。
厳しく育てられた苗なので(汗)とても強い株なのかな、と思います。

2020.7.19

▲約2週間ほど経ちました。
太陽の方に向って葉っぱを広げて伸びていきます。

2020.7.30

▲最高気温30度以上の暑い日が続くようになってきましたが、バテずに頑張っています。
少しずつ葉っぱ一枚一枚に厚みが出てきました。

2020.8.2

▲あれ?夏の暑さには少し弱かった?
少し下を向いてきてしまったシムランスイトゥルビデ。
屋内の暑い中に置いておくのも限界があるかもしれません。そろそろ屋外養生かな。

2020/8/10『屋外養生開始』

2020.8.14

▲8月に入り暑さも本格的になったので、屋内での養生を終了し、風通しの良い屋外での管理に切り替えました。
生長はストップしてしまったようですね。

2020.9.1

▲あらら、下葉が枯れてきてしまいました。
長いこと腰水をしているので藍藻のようなものが発生してきました。
一度は元気に生長をはじめた苗ですが、再び生命の危機。
育てるのがなかなか難しい品種みたいですね。

2020.9.22

▲9月下旬になり、再び動き出したシムランスイトゥルビデ。
なんだかロゼットが崩れてきました。

2020.10.4

▲次から次へと新しい葉っぱが出てきます。葉っぱ一枚一枚も以前より大きくなってきました。

2020.10.17

▲生長点がいくつか出てきたように思います。
これは多頭?綴化?
まだはっきりは分かりませんが、モリモリと新葉が出てくるので安心して見ていられます。

2020.10.21

▲10月も下旬に入り、暑さも和らいできました。
エケベリアにとっては短い生長期。
実生のシムランスイトゥルビデも、他の苗たちに少し遅れてガンガン生長をしています。

2020/11/28『腰水終了』

2020.11.28

▲ずっと続けてきた腰水。11月の末に、もう大丈夫だろ!と思ったのでようやく終了することにしました。
たったの一株ですが、様々な災難に打ち勝って大きくなってくれました!
頭がたくさん出ていますので、この苗はやっぱり綴化かな?
この調子で大きくなってくれれば、綴化のシムランスイトゥルビデが見られる日もやってくるでしょう。
今後も生長を見守っていきたいと思います。

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