こんにちは、TOMOZOOです。
これまでTOMOZOOでは、アガベとエケベリアの実生について報告を行ってきました。
今回はその2種類とは違う多肉植物、ダドレアの実生報告を行っていきたいと思います。

目次

播種した品種

播種は2020年9月のこと。今回播種したダドレアは

  • ダドレアブリトニー(Dutleya brittony)
  • ダドレアアンソニー(Dudleya anthonyi)
  • ダドレアプルベルレンタ(Dudleya pulverulenta)

の3品種。
少し前は、ブリトニー以外の入手が難しかったのですが、今はどれも種子の入手はそれほど難しくありません。
実生方法は、プラスチックコップとスリット鉢を使用したいつものやり方で、、

器具と土の消毒

播種するのに使う道具やカップ、そして土は消毒をしておきます。
播種から発芽までの間にカビが生えてしまうと、免疫のない種子やごく小さな新芽がやられてしまうので、その間のカビの発生を極力抑えられる程度の消毒は必要かなと思います。

道具や容器はハイター(泡)で

容器の消毒
道具の消毒

用土はネットに入れて10分程度煮沸します。

排水口用ネットに入れた実生用の土
沸騰した湯で10分ほど煮沸


もちろんこの程度では「無菌状態」なんて完璧な状態にはできませんが笑
菌の総数を減らしてカビを生えにくくすることくらいはできているんじゃないかと思います。

実生鉢のセッティング

容器、道具、用土を消毒したら鉢に土を入れて種をまくセットをしていきます。
用土と同じ方法で消毒をした軽石をスリット鉢の底に敷いて

スリット鉢に軽石を敷く

続いて用土。
土の量が少ないと、鉢の縁が影になって発芽後に生育が悪くなってしまうので、なるべく縁のぎりぎりまで土を入れて影ができないようにします。

用土を投入

土の投入が完了したら種子を蒔いていていきます。
まんべんなく、こぼさないように、

まんべんなく種蒔き

種子の消毒は、粒が小さいのでかなり困難ですが、泡ハイターで湿らせてドライヤーで乾かす方法で消毒をしています。
そのうちもっといい方法が見つかるといいんですが。

仕上げ

種子を蒔いたら、そっとプラコップに入れ、水を入れていきます。
水は、鉢とコップの隙間からそっと入れていきます。(下の写真はアガベですが、同じ作業工程の写真です)

種を播いた鉢をコップに投入
隙間からそっと水を注ぐ

ラップと輪ゴムで蓋をして、保湿養生をしたら完成!!

播種完了!!

次の記事からは、ダドレアの生長記録をアップしていきますのでお楽しみに♪

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