バショゴーサ
和名 | 英名 |
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ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
バショゴーサ | Vasho-gozae? |
バショゴーサのデータベース
アガボイデスバションと、ザラゴーサの交配種。この頃はショップで見かけることも多くなり「普及種」と呼べるような品種になってきました。育てやすく、増やしやすい、紅葉もきれいで、またかっこよさもある、とても優良な品種であると思います。
フォルム
育成ポイント
増やしやすさ
※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。
TOMOZOOバショゴーサの育成記録
エケベリアのバション (E.’Vashon’)とザラゴーサ(E.cuspdata var.zaragozae)の交配種。
だから【バショゴーサ】。この名前はおそらく日本でしか通じないと思います。」本当は、先ずそのビジュアルを見て、どんなものかを確認したかったのですが、残念なことに購入時のTOMOZOOは未熟で、、御覧の通り葉焼けさせてしまいました。
さすがにこれでは、本来の姿というのはわかりづらいですよね。
とはいえ、剣のように細長い葉っぱや、ピンと尖った暗色の爪などは確認できます。多肉初心者のTOMOZOOは、バショゴーサをこんな状態にしてしまって、でもどう対処したら良いのか分からず、しばらく放置していました。しかし!それが逆に良かったのか・・・
脇の方から芽を出してくれました。2つ発芽しています。さらに、購入したときは緑色だった株が紅葉で赤く染まってかっこ良い!!
爪の色は深くて鮮やかな赤、これは将来有望!!生長点付近も無事なようです。
もともとの株がしっかりと成熟していたからなのか、冬の寒い中でも子株はすくすく大きくなり、さらに生長点側も回復してきました。小さくてもしっかりと染まる爪がなかなかかわいらしいです。
もともとの生長点と、新たに出てきた2つの子株。これで3株に分けられそうです。
外側の葉は萎れていきますが、その分新しく出てきた葉が生長していきます。
さらに、後ろからも一株出ていることが分かりました。一体何株になるんだか!!
寒さも少しずつ和らいでくる3月。植え替え大会で素焼き鉢に植え付けられたバショゴーサ。
天辺の一株はもうすっかり回復して、独立させられるくらいのボリュームになりました。
さらに時間が経ち、株同士の間がかなり詰まってきました。そろそろ解体の時期!ということで、長らく見守って参りましたが、遂に!!
解体開始!!最も大きく育った天辺の一株をデスクカットでスパッと!
カットしてセルトレーに置いておくとすぐに発根して定着してくれました。本当にいい時期ですね。
茎に残った株も元気がよさそうだったので、、、
取り外して別の鉢で発根を待つことにしました。とても良い時期の株分けで、あっという間に発根して、それぞれ立派な株になりました。
もうすでにビニールポットが窮屈になってきています。
初めに取り外した一株も、セルトレーでは窮屈になってきたので、2号のスリット鉢に植え付けてやりました。当初の状態と比べると、かなり良い状態になったよね。
秋を迎える前にもう一回り大きな鉢に植え替え、爪もピンとしてきれいです。
ウォーターマークもしっかりと分かりますね。
秋の短い成長期は、水をやればそのたびにぐんぐん大きくなります。
日に日に濃くなる爪。
一年前の状態とはまるで違って健康的!
ちなみに、一番最初に取り外した2株も元気です。
こちらの方がいい形??少し小さい鉢に植える許がちょうどいいのかもしれませんね。
年が明けるとこんな様子。成長期の青ああ落とした緑色からはすこし変わって哀愁漂う渋い色。
爪の色はより濃くなって、赤というより黒になりました。
バショゴーサの本来の姿ってこういう感じ?ここまで一年強、多肉育てると忍耐強くなりますね。
おっと、、花芽が出てきたよ!
この花はちょっと咲かせられないですが、株が増えたら咲かせてみたいですね。
はい、いきなりですが夏の姿に変身です。
ここまで変身しちゃうということは、葉っぱがガンガン新しいものに入れ替わっていっているということ。
それだけ生育旺盛な品種ってことですよね。
夏でも爪の色はしっかりとしていて、比較的暑さにも強い印象。
形を崩さずに夏越ししてくれた!
9月です。
夏の暑さも和らいできました。
一年前の9月よりも葉数もボリュームもアップして、古株感出てきました。もうすぐ2年になります。
今年の紅葉も楽しみ♪楽しみ♪