和名 | 英名 |
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ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
アゴラ | Agora |
アゴラのデータベース
鋭い爪と深い緑色が特徴のかっこいいエケベリア。びっしりと並んだ葉っぱに通年ウォーターマークがつく美しい品種です。日当たりの良い環境で育成するとしっかりと紅葉し、育てがいのある品種です。
フォルム
育成ポイント
増やしやすさ
※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。
TOMOZOOアゴラの成長記録
購入したのは初夏の頃、すでに紅葉シーズンは終わって売れ残っていた株。
青々とした姿で葉っぱもやや伸びてしまった状態だったので値段もお安くなっておりました(もったいない!!)
夏の姿をしているとはいえ、黒々とした爪とうっすらと入るウォーターマークという特徴はしっかりとわかります。紅葉の頃にはめちゃくちゃかっこよくなること間違いない!!
生長点の付近では鋭い爪が放射状に出て、アガベを思わせる迫力です。この辺はクスピダータのような雰囲気。
ウォーターマークが入っていますが、葉っぱの全体はつるっとつやのあるアガボイデス系のようにも見えます。
株の大きさはそれほど変化しませんが、根っこはガンガン生長する品種のようで、梅雨から夏にかけてジャンジャン生えてきました。1週間も水をやらないと少し葉っぱが柔らかくなりますが、もじゃもじゃの根っこのおかげで一瞬にしてシャキッとしますよ!!
厳しい夏の暑さも少しずつ和らいできた10月。水はけのよい素焼き鉢から水持ちの良いスリット鉢へと植え替えました。
少しずつ新葉も出始めています!!暑い暑い夏を乗り切ったエケベリアは、生き生きとして見えますね。
少し葉っぱがスカート状になってしまったかな??でも、頂芽付近はしっかりと爪を上に向けているし、大丈夫大丈夫。下の方の葉っぱは購入時のものだから、仕方ないよね。
購入当初に比べると、ひとまわりくらいは大きくなったかな?葉っぱの付け根がみっしりとくっついていて仔株なんか出てくる気配は全くありません。おひとり傾向がつよい品種ですね。
購入してから夏の終わりまで、緑色傾向の強かったアゴラですが、12月に入るとついにじんわりと紅葉してきました。
しかも、よく見ると花芽も、、。寒い冬が得意な品種なのかもしれませんね。
年が明けて1月、葉先だけだった紅葉が全体に広がってきました。全身紫色で、ネット検索からイメージしていた姿とは違いますが、アゴラらしい渋い色味になりました。
紅葉としては、このあたりがピークです!本当はもっともっと赤くなるのかもしれないのですが、TOMOZOO環境下ではこんなもんこんなもん!そうして再び春が来て、生長が始まります。
こちらは6月の様子。蒸れが怖くて少し水を切り目にしているので、紅葉が完全に冷めませんでした。
何とも水ほしそうな顔。
背景を黒にするとアゴラの魅力が増しますね。
夏真っ盛りの7月末、水をやってもあまり吸ってくれないんです。だからこんな風に、シオシオの状態に。
頂芽付近はかろうじて葉っぱのふくらみをとどめていますが、、少し苦しそうに見えますね。
少しずつ日差しが穏やかになってきた9月、少し元気を取り戻してくれたのか、ようやく水を吸い上げてくれました。
頂芽付近、パンパンです。
昨年の同時期と比べて、大きさはほとんど変化していませんが、葉っぱの密度は上がったかな??
このまま再び紅葉してくれるのを楽しみにしています!