
原種ザラゴーサ
和名 | 英名 |
---|---|
ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
原種ザラゴーサ | cuspidata var.zaragozae |
原種ザラゴーサのデータベース
ショップなどでもよく見かけるようになった普及種。小ぶりながらしっかりと色づく爪が特徴的です。育て方によってじんわりと色づいたり赤い斑点が出たり、見ていて楽しい品種です。日差しが弱いと徒長しやすく、形が崩れてしまいがちなので注意が必要です。
フォルム
育成ポイント
増やしやすさ
※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。
TOMOZOO原種ザラゴーサの育成記録
TOMOZOOの原種ザラゴーサは五反田BBで購入した株です。

生産者さんのもとで育ってきただけあって、とてもきれい。
小さめの品種ですが、爪は大きくしっかりと色づいています。

植え替えをしたので明るいところで改めて、、
いや~、何度見ても飽きない!

寒さが一層強くなる1月、外葉の色素が抜け、うっすら黄色に。
絶妙なグラデーションです。花芽も2つ出てきました。
やっぱりザラゴーサは花芽が出やすいですね。

冬場は水少なめにしてますから、ぐっと閉じてきました。

3月。
ここから成長期に入ります。
寒さで色素が抜けていた葉っぱに、じわじわと葉緑体がみなぎってきました。

一月の間に随分と様子が変わりました。
紅葉は完全に冷め、爪を残して全身緑色に。
伸びるかと思っていた花芽は、あんまり動きがないようです。

4月に比べて、緑がより濃くなってきました。
成長点付近がより大きく成長するので、全体の形も少し変わってきています。
花芽プチってしまいました。

夏場は水を切ってしまうので、エケベリアはどんどん痩せていきます。
原種ザラゴーサもこんな風に。

9月。
秋の成長がはじまったみたいです。
成長点付近の葉っぱの爪は赤い。

この角度から見ると形が崩れ始めているのがばれてしまう。。

秋の短い成長期で、たっぷりと水を吸ったのか、下葉までパンパンになりました。
夏場にかなり痩せて、心配していたので一安心。

色の濃い下葉、白みがかってくる生長点付近の葉っぱ、クリーム色の新葉、黒や赤の爪先。
冬の原種ザラゴーサは本当にカラフルです。
全身が赤く色づいていた購入当初の面影はありませんが、、これが生産者さんとの差なんでしょうかね。。
ところで、”原種ザラゴーサ”以外にもザラゴーサには様々なものがあり、別名なのか別種なのかあまりはっきりとしたことが分かりません。
”原種”とつくのはどうしてなんでしょうか??
”オーソドックスな”というくらいの意味なのかな?
ほかに”黒爪ザラゴーサ”、”赤爪ザラゴーサ”、”ピンクザラゴーサ”、”ホワイトザラゴーサ”、”レッドザラゴーサ”、”ザラゴーサチャンピオン”、”メキシケンスザラゴーサ”、、、いろいろありますよね。
いつか「ザラゴーサ図鑑」でもつくろうかな。
