
コロラータ・ブランディティ
和名 | 英名 |
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ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
コロラータ・ブランディティ | colorata f.brandtii |
コロラータ・ブランディティのデータベース
”ブランディティ”、”ブランドティ”と発音はいくつかあるようですが、原種コロラータの一品種で単に”コロラータ”とも呼ばれます。コロラータの中でもとくに赤みが強く、紅葉時の色鮮やかさには定評のある品種です。コロラータというだけあり、やはり生長は非常に遅くてほとんど動きが見られませんが、暑さにも寒さにも微動だにせず、乗り越えてくれます。
フォルム
育成ポイント
増やしやすさ
※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。
TOMOZOOブランディティの育成記録

購入した当初の姿。
ショップで購入したものだけあって、色が深くて締まりもばっちりです。
購入の決め手はやっぱりこの深い深い赤色。
コロラータは粉を吹くので、その赤はアガボイデス系のものともまた一味も二味も違いますね。

爪を上に向けて立ち上げるフォルム。
そして全体にじんわりと広がる紅色。
荘厳な姿はベランダタニラーのTOMOZOOには憧れの姿です。

ベランダで育成を開始したこともあってか、12月の下旬頃になると色が淡くなってきました。赤というよりは桃色に。
色素が少なくなってしまったかな。。

冬が明け、春の植え替えを行ったブランディティ。
人間の方は寒さが和らいでほっとしている季節です。

ブランディティも、水をやると外葉の張りが復活してまいりました!!初心者にもやさしい安定の美しさ。

成長期のブランディティ。その色はパステルカラーに。
新しい葉が出れば下葉が枯れ、なかなか大きくはなりません。
ポジティブにとらえるならば、フォルムも崩れにくく長いこときれいな姿を楽しむことができるということかな。

5月、日に日に気温が上昇して「暑い」と感じる日も増えてきます。
さあ、TOMOZOOにきて初めての夏が始まりますよ。

おぉ!おぉ!夏の姿は予想外。内側から緑がじわじわ広がってきた。
これはこれで成長期なのかな。
それでもエッジは深い赤。すごい執念のようなものを感じます。

夏の姿はまた独特の魅力がありますね。
こうやって明るい日差しの下に置くと、葉っぱの芯が黄色く色づいているのがわかります。
芯は黄色、表層が緑、葉先は赤色でその上に白い粉のウォーターマーク。
こんなに奥深が深エケベリアは他にないかもしれません。

9月。残暑厳しい時期ですが、秋の植え替えを行いました。
すると、少しずつ赤の色味が薄くなってきました。
養分を吸収したのかな。

11月、再び紅葉のシーズン。
購入した一年前とは大分形が異なりますが、「ベランダなりの紅葉」をしようとしているんだと思います。
十分十分。

年が明けました。
寒さもまだまだ厳しい1月。爪先の色の見事なこと。

あれ?あんなに動かなかったブランディティですが、やっぱり少し大きくなった?
コロラータは冬が好きなのかもしれません。

少し暗い写真ですが、紅葉はこのあたりがピークかなと思います。
ちゃんと色づいてくれるじゃないか!

冬が終わり、再びの成長期に入ろうとしています。
冬の厳しい寒さが和らいで、ブランディティの表情も少し穏やかになりました。

成長期です。成長期!なんだか葉っぱが太ってきました。
あれほど動かないって言っていたブランディティも、やっぱりこの季節には動き出すんですね。

一年前は想像していなかった緑色の姿になりました。
本当に、同じ株なのにいろんな姿を見せてくれて楽しいです。

みるみるうちに緑色に。
これがあのブランディティ??執念深く赤い葉先を残していた去年とは全く違う!!

一年前は赤みを残しての夏越しだったんですが今回はこのまま秋を迎えました。
なんだか少しやせた感じがあります。

それでもほんのわずかずつですが紅葉が始まりました。
夏場に水を切りすぎたためなのか、全体がやせてしまっていますね。
少しかわいそうなことをしてしまったかな。

こうやってウォーターマークが復活すると、優しい表情になりますね。
朝日を浴びるブランディティ。

爪先の深い色味がじわじわ復活してきた11月。
今年は葉っぱがキリっと立ち上がってますね。
ブランディティの葉っぱはこういう形が正常のようなんですが、「3年目の正直。」というやつでしょうか。

葉数は少なくなった感じがしますが、一枚一枚はしっかり大きくなっています。
ちゃんと生長はしているみたいですね。
これから紅葉シーズン。
例年通りであれば寒くなればなるほど色が濃くなってくるはずです!