エバーフレッシュの育成記録

こんにちは、TOMOZOOです。
TOMOZOOには樹木性の観葉植物がいくつかありますが、そのうちの一つにエバーフレッシュがあります。
エバーフレッシュは生育も容易でよく流通していることから、ビギナーにも優しい人気品種です。

外見の特徴としては、なんといっても涼しげな葉っぱです。細かい葉がたくさん並んだ、鳥の翼のような雰囲気の観葉植物、見たことのある人も多いんじゃないでしょうか？

学名は、Cojoba arborea var. angustifolia （コヨバ　アルボレア　アングスティフォリア）。
舌を噛みそうな名前です。
Cojoba arboreaは、中南米原産のマメ科の植物。そのうちの「幅の広い葉をもった変種」という意味で”var. angustifolia”が付記されます。

「アカサヤネムノキ」という和名もあり、その名の通り成長すると赤い莢をつけるという特徴もあります。

「エバーフレッシュ」というのは、観葉植物としての流通名といったところでしょうか。
ここでは「エバーフレッシュ」でご紹介します。

2019/3　エバーフレッシュがやってきた！

TOMOZOOにエバーフレッシュがやってきたのは、2019年の初めころ（3月の写真があるんですが、いつ買ったのかはもう忘れてしまった。。。）
まだ何も手を付けていないときの姿がこちらです。

根元の方で二股に分かれて、一方が大きく伸びていますが、なんだか少し不格好。
曲げ木しておしゃれに仕立てた姿にあこがれていたので、うちの環境に慣れて、動き始めたらこのエバーフレッシュも初めての曲げ木したい！そんな風に思っていました。
でも、購入した時期は3月頃。まだまだ新芽が動き出さないんです。

すぐに成長が始まらないので心配で、新芽が動き出さないかいつも様子をうかがっていました。

何日も、

何日も、、

何日も、、、

一向に変わらない新芽の様子。（実際には数日しか経っていないんですが、TOMOZOOはせっかちなので）

2019/4/23頃　ついに新芽が動き出した！曲げ木だ！！

4月も終盤に差し掛かったころ、ついに新芽が動き始めました！！

動き始めたら早い！
2日でもうこんな大きさになってしまいました。

かなり速いスピードで動き始めてくれたので、安心して曲げ木に挑戦してみました。
とにかくひと曲げ。まずはやってみよう！ということで、支柱を2本立てて、

グニャグニャッ！

なんか形になりましたよ。
このままの形に固まってくれるのを待ちます。いったいどのくらいかかるのやら、、、

成長がはじまってたくさんの新芽が出てきたので、生長を促すために古い葉っぱを剪定してみました。
少しかわいそうな見た目になってしまいましたが、大丈夫大丈夫。

2019.5　成長期突入で生命力全開！！

前の写真から約2週間。本当に剪定をしたんだろうかと疑ってしまうほどに葉っぱがよみがえってきました。
この生命力はすごい！！“エバーフレッシュ”という名前が付くのも納得だ！！
新しい葉っぱは、若葉らしくやや明るい緑色をしています。

ちなみに、エバーフレッシュは「ネムノキ」の仲間ですが、こう呼ばれるのには理由があって、

実は「眠る」木なんです。

というと分かりづらいのですが、ネムノキの仲間は夜になると葉っぱをシューっと閉じてまるで眠っているかのように見えるんです。昼間はたくさんの小さい葉をいっぱいに広げていますが、夜になると、、、

という具合に葉っぱを閉じて眠ってしまうんです。
生活を共にするペットのようで、なんだか少し微笑ましいですよね。

本格的に成長がはじまってから約1ヶ月。葉っぱの数、側芽の数、どんどん増えています。
眠っている状態だとよく分かりますが、側芽もしっかりと太くなってきています。
頂芽を優先的に伸ばしていくためにはそろそろ剪定が必要かもしれませんが、なんだかもったいない！