アメストロー
和名 | 英名 |
---|---|
ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
アメストロー | Amestro |
アメストローのデータベース
最近本当によく見かけるようになった真っ赤なエケベリアです。アガボイデス系のつるっとした葉が秋ごろからじわじわと赤くなり、冬になると真っ赤になります。ただ赤いだけではなく、大きく成長するのも特徴的で、紅葉シーズンは圧倒的な存在感を放ちます。
フォルム
育成ポイント
増やしやすさ
※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。
TOMOZOOアメストロの育成記録
おそらく、TOMOZOOで最も鮮やかな赤色に染まる品種であるアメストロ
購入したのは2020年の6月。購入当初から存在感抜群の苗。
残念ながらそのころの写真はありませんが、、、購入から数か月後の姿がこちら
夏を越して少しずつ紅葉が始まる頃です。
すでに赤くなる気満々のこの姿。季節が進むのがとても楽しくなります。
ちなみに、上の写真から約一週間後が下の写真。一週間でこんなに変化するなんて!!
なんて言っているうちに、あっという間に前進が真っ赤になりました。
アガボイデス系はこの時期、日に当たるほど赤く赤くなっていきますね。
この時期は成長のほうも盛んなようで、せっかく全身赤くなっても次々に新葉が大きくなってくるので、緑色に代わってしまいます。
しかし、こうして太っていってくれるのもなかなか見ていて楽しいですね。
気が付かないうちに葉っぱ一枚一枚がかなり巨大に成長しています。
植えているのがプレステラ90ですから、一番大きな下葉の大きさ、お判りいただけると思います。
成長が止まる冬は、その姿にほとんど変化が見られません。寒い時期をじっと耐えているようです。
葉っぱが丸々太ってつやつやです。
粉系エケベリアもいいですが、こうして艶が出てくるとムチムチなのがよくわかりますね。
2月は寒さのピーク。
でもそこから先は少しずつ暖かくなって、成長期を迎えます。
アメストロも冬の間に我慢していた成長エネルギーを爆発させたそうな表情。
ではあるのですが、紅葉シーズンのあの姿を見たら増やさずにはいられないTOMOZOOです。
ということで、ちょん切ってしまいました。
大事な苗なので少し心配でしたが、この太い茎。増える気しかしない。
同切りしてから約1か月後です。
小さな小さな子株がちゃんと出てきました。
よかったー!!
2つかと思っていたら次々に、、、いったいいくつ出てくるんだ!
ちなみに、切った頭のほうもしっかり根っこを出してくれました。
同切りした頭なのに、長いこと育てた株のように立派ですね。。
夏になると、その存在感はやや小さくなります。
他のアガボイデス系と同じような緑色の葉っぱにわずかに赤みが残る程度。
水を切ると、だいぶやせてしまいますね。
秋冬の貫禄ある姿からは想像できませんが、こんな姿で夏の暑さを耐えています。
それでも、夏を超えると再び、、じわじわと色づき始めます。
やせていた葉っぱもすっかりむちむちに復活。
この年は紅葉が少し控えめな感じがしますが、どうでしょう。
と言っている間に、、、。成長と紅葉は順繰りにやってくるみたいですね。
11月29日(いいにくの日)の姿ですが、アメストローはTOMOZOOの中でベストオブいいにくです。
「今年は色づき浅いかも」と心配していましたが、杞憂でしたね。
年末のころの姿です。
アメストローの紅葉の特徴は、しっかりと葉の付け根まで赤く染まることです。
ちなみに、胴切りして増やした子株ちゃんたちもすっかり大きくなり、貫禄が出始めています。
さすがアメストローですね
再びの成長期を迎えたアメストロー。
紅葉が覚めて今度はエネルギッシュな色に変わってきます。
成長期には勢いよく成長し、紅葉時期にはしっかりと赤く染まる。
その成長サイクルも季節感を反映していてとても魅力的な品種です。
さて、また一回り大きな鉢に植え替えたアメストローです。
さらなる巨大化を期待して育てていきたいと思います。
ちなみに、毎年クリスマスにTOMOZOOのインスタグラムで投稿している赤いエケベリアは、このアメストローさんです。今後もご期待ください!