
ブルーシャトウ
和名 | 英名 |
---|---|
ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
ブルーシャトウ | Blue Chateau |
ブルーシャトウのデータベース
細長い葉の先に、つやっと鮮やかな赤色の爪を持つのが特徴の品種。ショップなどで出会うことはやや少ない印象がありますが、以前から流通しており普及種と言える品種ではないかと思います。育てこんで充実した株は、葉っぱ一枚一枚が大きく見ごたえがあります。
フォルム
育成ポイント
増やしやすさ
※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。
TOMOZOOブルーシャトウの育成記録
シャトウ〈château〉とは、フランス語で大邸宅や城の事だそうです。
同時にワインに用いるブドウ農園の意味もあるとのこと。
ブドウの実のように青(緑)色から赤色に変化(紅葉)してゆくという意味でしょうか?
勝手に深読みして楽しんでいますが、肝心の「エケベリア ブルーシャトウ」はこのような姿

細長くて青々とた葉、という印象です。
正直少し地味な感じがしますが、よくよく見ると葉の付け根は緑色、葉先は紫色で2色のグラデーションになっています。

写真は11月頃の様子ですのでブドウの収穫とは時期が違いますが、熟した実で紫色に染まりゆくブドウ農園の風景が浮かぶような。。
さて、そんなブルーシャトウですが、冬になると紫色の葉先が、さらに赤みを増しきます。とってもきれい。
上の写真を撮影したのが12月頃で、この頃がピークといった感じです。
もっとくっきりと赤く染まったブルーシャトウも見かけますが、育て始めの株はまだこのくらい。
そんなブルーシャトウ、危なげなくうちにきてはじめての冬越しを達成してくれました。

冬に赤く染まったブルーシャトウも春が近づくにつれて再び青さを取り戻していきます。
上の写真は3月頃の様子です。爪先の色だけを残して、赤い色が少しずつ冷めているのが分かりますね。
他の品種に比べ、紅葉が覚めるのは早かったなーという印象があります。

春を過ぎ、夏に向かって暖かくなる5月頃、ブルーシャトウの紅葉は完全に冷め、再び青々としてきます。
あんなに紅葉していたのに、その面影はほとんどないですね。

生長期で水をたくさん吸収して、以前より大分立派になりました。

青々とした姿を見せていた5月からわずか一月、紅葉シーズンというわけではないのですが、色づいてきました。

じんわり赤色、続いていますね、というよりも色が濃くなってきています。
ブルーシャトウは年間を通して、色があせにくい品種なのかもしれませんね。

9月、株がかなり充実してきたので、「大きくなれ~、大きくなれ~」と言いながら植え替え。すると、紅葉は冷め、どどんと大きくなりました。

ブルーシャトウはかなり生育旺盛。鉢のサイズが大きくなるとその分素直に生長してくれます。

11月、少しずつ涼しくなっていく頃、葉っぱの先の色が戻ってきました。
生長点付近はぷっくぷくのブドウのよう!

やや形は崩れてしまいましたが、みるみるうちに赤い色が濃くなっていきます。
今度の紅葉も楽しみになってきましたよ!

あ、あれ??なんだか紅葉冷めてきた??
夏でも紅葉してきたり、冬にいきなり紅葉が冷めてきたり、、気分やさん。。

そう、だからこうやってまた、紅葉が戻ってきます。パステルカラーでとってもきれい。

紅葉の色が少し深くなって、赤というより紫色に変わってきました。熟した果物のようです。

あ、ブドウだ!!いやいやこれはブルーシャトウ。エケベリアですよ。

成長期、なんだか印象が変わってきましたよ。
葉っぱの形も、前回の成長期に比べてがっしりとしてます。

太陽の方を向こうと動き回っています。すごい迫力。
正直購入当初はこんなパワーのある品種だとは思いませんでしたが、観ていて本当に驚かされることばかりのブルーシャトウです。

8月、暑い日々が続く中で紅葉は冷めてしまいましたが、暑さに耐える姿が凛々しいですね。

秋の成長期、緑色がどんどん濃くなって、ガンガン光合成しているのが伝わってきます。エネルギー量産・備蓄中。

あ、あれ??生長点なくなった?
あまりの生長の勢いに、頂芽が詰まってしまったのか?この後どうなるんだ!!

11月、徐々に紅葉してまいりましたが、相変わらず生長点は復活してこないですねー。ジロジロ。

ジロジロ、、、ん??!側芽じゃん。側芽。。




いくつもいくつも出てきました。。群生になるつもりなんでしょうか。。
ブドウってそういうこと??まだまだ、まだまだ想像もしないことが起こりそうで、かんなり楽しみな一株。
紅葉ピークまでもう少しです!