
コロラータ
和名 | 英名 |
---|---|
ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
コロラータ | colorata |
コロラータ(2号)のデータベース
エケベリアの中で最も人気が高いといっても過言ではないのがコロラータ。様々な交配種の親になっている優形の原種です。特徴は何といっても鮮やかな色合いと粉多き葉。様々なバリエーションがあり、同じコロラータでもかなり違った趣を持つものがあるため、一株一株区別しながら観察していきたい品種です。TOMOZOOのコロラータ2号は、うちに2番目にやってきた一株。なんといってもその特徴は激しいウォーターマーク。これほどしっかりウォーターマークが残ってくれるコロラータは他にないですね。ただ成長に若干の癖があるようで、、、。
フォルム
育成ポイント
増やしやすさ
※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。
TOMOZOOコロラータ(2号)の育成記録
1号に次いで、うちにやってきた2株目のコロラータ。
エボニーかと思うほどの赤黒い葉縁と、しっかり入ったウォーターマークが特徴の一株です。

ムッチリと肉厚の葉っぱ、いやしかし、ウォーターマーク本当に濃いな。
この形、色、模様を維持して大きく成長させられるかな??

5月はやっぱり成長期。
水を吸ってきたのか、葉っぱに青みが出てきたような、、。
そうして爪先の色はやや落ち着いた雰囲気に。
このくらいが健康的でいいのかもしれないですね。
さらに、よく見ると脇から何やら出てきています。
花芽かな、子株かな、、。先が楽しみですね!!

6月、徐々に気温が上がってきます。
購入した頃に比べるとずいぶん葉が開きました。
葉数が増えたり、花芽(子株?)が成長したりという様子は見られません。

夏、暑くてもこの姿でとどまってくれるのがコロラータのいいところ。
花芽(子株?)はどこかへ消えてしまいました。
せっかく出てきそうだったのですが、、。発根のために栄養分として使われてしまったかもしれません。

ウォーターマークは健在ですが、なかなか葉数は増えないな。
株の大きさも購入時とほぼ同じです。

夏の暑さをやり過ごした10月頃。
やや穏やかな表情のコロラータ2号。
新しい葉が中心から顔をのぞかせていますね。
せっかく新葉出てきているのに、下からどんどん枯れてしまうんだよな、、。

秋の成長期。だんだんとロゼットが広がってきました。
葉数が増える、というよりも、葉っぱ一枚一枚が太っていくという印象の2号です。

株の動きは止まってしまったようですが、今度は紅葉。
芯の方から鮮やかな色に変化してきました。
購入当初はかなり深い赤だったので、そのころと比べると別物に見える。

少し時間が空いて、4月。
春の植え替えをして成長期を迎えました。
紅葉も褪めてきて、今度は鮮やかな緑色。

緑は次第に濃くなり、太っていた葉っぱは少しスマートになったかな?

夏の入り口にやってきました。
赤かった爪もほとんど緑。
コロラータと言えばその鮮やかな色合いが最大の特徴、のはずなんですが、オフシーズンはこんな感じになってしまう個体もあるんですね。
すごい変身ぶりで戸惑います。

かろうじて、形だけはそのままだったコロラータ2号ですが、ついに夏の暑さにやられたのか、もじもじし始めました。
なんでこんな形になってしまったんだろう。。

もじもじを解消すべく、本人も頑張って葉っぱを更新しているようですが、次から次へと出てくるもじもじした新葉。

10月に入り、ようやくもじもじの呪縛から解放されたみたいです。
しかし、一年前の10月とは全然違った姿になってしまいました。
ここから完全に回復するのはとても時間がかかりそうだ。

形の回復は気長に待つとして、それでも紅葉シーズンはやってくるので、例によって2号も色づいてきました。
今回はウォーターマークも希薄で、なんだか寂しい紅葉シーズンになりそうです。

年を越しました、やっぱり冬場はほとんど動きがないですね。
春まではこのままかな?形が崩れてしまったとはいえ、なんだかんだでロゼットは一回り大きくなったコロラータ2号。次の成長期には夢のどっしりコロラータに向けて一歩前進してほしいものです。
