コロラータ
和名 | 英名 |
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ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
コロラータ | colorata |
コロラータ(7号)のデータベース
エケベリアの中で最も人気が高いといっても過言ではないのがコロラータ。様々な交配種の親になっている優形の原種です。特徴は何といっても鮮やかな色合いと粉多き葉。様々なバリエーションがあり、同じコロラータでもかなり違った趣を持つものがあるため、一株一株区別しながら観察していきたい品種です。TOMOZOOのコロラータ7号は粉多めむっちり系の一株。ウォーターマークくっきりタイプで葉っぱ一枚一枚が丸々としたかわいらしい一株です。
フォルム
育成ポイント
増やしやすさ
※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。
TOMOZOOコロラータ(7号)の育成記録
7号がTOMOZOOにやってきたのは、2022年3月のことです。
購入後間もないころの姿が下の写真。
小ぶりですが爪先はしっかりと色づいて、深い赤色をしています。
すでにウォーターマークがくっきりしていて、葉もかなり肉厚であることがわかります。
5月の成長期。
うちの環境にも慣れて落ち着いてきたのか、大きく葉っぱを広げる7号。
濃い色をしていた爪が、成長期を経てだいぶ淡くなってきました。ガンガン成長している証拠。
葉っぱははちきれんばかりです。。
夏の姿です。
こうして時系列で並べていくと、当初の深い色からだいぶ変化していることがわかります。
ウォーターマークと爪がギリギリ残るくらい。
なんとかコロラータの体裁を保っているような雰囲気です。
夏の日差し、かなり強そうですが頑張ってくれました。
他の多肉たちがパッカーンと開いていたり、ひょろひょろと伸びていく中で、どっしりと構えて微動だにしないこの横綱級のたたずまい。
さて、真夏を少し過ぎた9月。
それでもまだまだ暑いわけですが、夏の終わりを感じ取ったのか、爪先が少し色づいて、コロラータの色合いが戻ってきました。
秋の短い成長期。
葉っぱをピンと立てて精一杯成長する姿が凛々しいですね。
10月に入ると、成長が加速。どんどん太っていきます。
こうしてみると、やっぱり真夏は痩せていたんだなと思いますね。
あっという間に大きくなり、鉢の中の土が見えなくなりそうです。
コロラータは成長がゆっくりというイメージもありますが、この時期はみるみる大きくなって、見ているのがとても楽しいです。しかも日に日に色づいて、いい色合い。
11月。人にとっては少し涼しい時期。エケベリアにとっては最高の時期。
7号は爪がピンと長く伸び、ウォーターマークもくっきりとしています。爪先はこれからもっと黒々してくるかもしれないですね。
あっというまに年の瀬。
3月にやってきてから約9か月ですが、すでに土が見えないくらいに大きく成長してくれました。
夏の暑さに強く、葉っぱがへこたれなかった7号。
春に成長した分をほとんど消費しない状態で秋を迎えることができるので、こんな風にメキメキ成長できるんだろうなと思います。
これから初めての冬越しです。暑さには強かった7号。果たして寒さには耐えられるか。
寒さに耐えてがっつりと紅葉している姿がとても楽しみな一株です。