リンゼアナ×メキシカンジャイアント
和名 | 英名 |
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ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
リンゼアナ×メキシカンジャイアント | E. lindsayana x E.colorata ‘Mexican Giant’ |
リンゼアナ×メキシカンジャイアントのデータベース
コロラータの人気品種、リンゼアナとメキシカンジャイアントの交配苗。同じ交配式でいろいろな顔の株があるようですが、TOMOZOOで育てている株は細葉でメキシカンジャイアントに近い印象。メキシカンジャイアントに比べると小ぶりですが、それでも他のエケベリアに比べると大きくずっしりとしています。暑さ寒さに比較的強く、名前のわりにデリケートなメキシカンジャイアントより育てやすいのが特徴。育てやすさと色合いはリンゼアナ、形と大きさはメキシカンジャイアントという、良いとこ取りの一株です。
フォルム
育成ポイント
増やしやすさ
※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。
TOMOZOOリンゼアナ×メキシカンジャイアントの育成記録
リンゼアナ×メキシカンジャイアントがやってきたのは、2021年の12月。
両親がコロラータ系の人気品種ということもあって、どんな姿になるのか楽しみに購入した一株。
希望としては、リンゼアナのようなピンク色をしたメキシカンジャイアント、なのですが、この時点では何とも。
よく見ると、葉の色がやや青っぽい感じ。リンゼアナの特徴ですかね?
購入してから2ヶ月も立ちませんが、比べてみるとだいぶ大きくなりましたねー。
メキシカンジャイアントの交配種は勢いよく大きくなるものが多い!本家メキジャイは何故か成長が遅いんですが。
リンゼアナカラーのうち、出てきて欲しかったピンク色はあまり強くなさそうですが、青みの方はとても綺麗に出ている感じです。葉幅は細めでメキジャイ似!
夏の暑さでやはり少しバテ気味のリンメキ。
爪先まですっかり緑で、この写真だけ見ると何の交配種なのか分からない。。
夏バテからの立ち直りは早いみたいです。
コロラータ系は夏にバテてもそこまで酷い状態にならないのでありがたい。
リンメキも、両親がコロラータ系だから、その辺は慣れたもんでしょうね!
秋の成長シーズン、爪先から少しずつ色が戻ってきました。
あっという間に窮屈になったプラステラ90。
一夏越しただけですが、早くもメキジャイの貫禄が!
株が成熟してきたためなのか、葉幅が少し広くなってきました。
やっぱり育ててみないと分からないもんですね、
6センチのスリット鉢からスタートして、あっという間にプラステラ90もいっぱいになってしまうという驚異的な成長スピードのリンメキ。
TOMOZOOに来て1年が経ちました。
そして紅葉のシーズン。かなり色が出てきましたね!
爪先がはっきり大きく染まる感じ、これはもう単なるメキシカンジャイアントじゃないですね!
メキジャイ由来の白粉もしっかり入った美苗になりました。
日々の変化が楽しい季節です。
気候はさらに寒くなり、色味はどんどん深くなります。
爪先は黒に近いはっきりとした色になりました。一部粉が剥げると、厚化粧なのがバレますね。
何だかずいぶんどっしりしました。
白い葉は光を反射してより大きく見えます。
いつの間にか鉢上げして、プレステラ105になってますね!
少し首を傾げてきたかな、と思ったら子株が花芽の可能性。
ジロジロ見ていたら、顔出してました。どっちかな。
こういうのが出てくるということは、大きくなる方の成長はひとまずストップ、かな?
少しずつ寒さが和らいでくる季節。爪先の色が少し穏やかになりました。
さて、花芽か子株か、ですが、まだ何とも言えません。
花芽よりは大きなものが出てくるような感じがしますが、いやいやメキジャイ交配の立派な花芽かもしれない。
古い葉はかなり粉が取れてしまいましたが、この葉を糧に、新しい根っこを張って、そして新しい葉を出してくれるんでしょうね。
4月、暖かさも少しずつ安定してくる時期に入り、エケベリアたちもぐんぐん成長モード。
リンメキの首のところから出ていた頭はこんなに大きくなりました。
こりゃもう完全に子株ですね。
もともとあった成長点が首をかしげるように横を向きながら子株を出しているので、将来的には親株と子株というよりは双頭のような形になるんじゃないかと思っています。
細長い葉をゆらゆらさせながら、どんどん大きくなっていくリンゼアナ×メキシカンジャイアント。
寒さや暑さにも強くて育てごたえたっぷりの一株です。
株の成長は一区切りついたようなので、次の植え替えではかっこいい極め鉢にしようかな。