かざぐるま
和名 | 英名 |
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ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
かざぐるま | ‘Kazaguruma’ |
かざぐるまのデータベース
有名な品種ではありますが、人気があるのでショップで出会える機会は少ないかもしれません。目立った後葉はしませんが、育てていくと「かざぐるま」という名前がぴったりのかわいらしい渦巻きがたくさん顔を出します。よく見ると色も濃淡があって深みがあります。暑さにはあまり強くないので、涼しいところで管理するのが良いと思います。薄葉なので急な寒さには少し注意が必要ですが基本的には育成しやすく、また子株もたくさん出てくるので増やしやすい品種であると思います。成長はゆっくりとしています。
フォルム
育成ポイント
増やしやすさ
※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。
TOMOZOOかざぐるまの育成記録
ネットで見て以来、ずっと探していたエケベリア、かざぐるま。
ショップで見つけたときは「ラッキー!」と、即買いでした。
チョンと尖ったひし形の葉っぱが、まさにかざぐるまです。
葉っぱが枯れて少し形が崩れているように見えますが、よく見るとすべて子株なんです!
ちいさなちいさな”かざぐるま”がたくさんついています。
緑一色のようですが、よくよく観察するとその緑の中でも濃淡があって、とても立体的に見えてきます。
成長はそれほど早くはなく、子株たちも顔を出してはいるものの、勢いよく大きくなるという感じではありません。
少し寒さに弱いのか、年を越した2月頃には少しボリュームが小さくなってしまいました。
でもその分、隠れていた子株たちがたくさん見えるようになってきた!!
紅葉はこのあたりがピークのようです。
分かりますか??爪先、うっすらとピンク色。
3月、少しずつ暖かくなってくる頃です。
最も寒い1月や2月に比べると、色が少しだけ青くなってきたかな、と思います。
子株の方も順調に大きくなっている模様。
3月のうちに爪先の紅葉はすっかり冷めて、生長モード。
購入した頃に比べると子株も随分大きくなったな。
暖かさが増すにつれ、葉っぱの色も徐々に青みを帯びてきました。
新葉はキリッとひし形。
かざぐるまの復活です。
さすがに成長期。
ぐんと大きくなりました。
でもその分少し形が崩れてしまったかな??
うん、でも想像よりはるかにまし。
これくらいなら秋にはもとに戻るでしょう。
徒長はしていないのですが、暑さに負けた下葉が枯れ込んで、ロゼットが崩壊してしまいました。
ここから復活するのは大変かもしれませんね。
暑い夏、さらにどんどん小さくなってしまいました。
青々としていた葉っぱも黄色くなり、かなり弱ってしまっているようです。
暑さが和らいできた9月、ロゼットが徐々に元に戻ってきて一安心。
子株たちもみんな無事のようです。
かざぐるまの夏越しは少し難易度が高いのかもしれません。
黄色くなってしまった葉っぱにも少しずつ青みが戻り、葉数も増えてきました。
再びの紅葉シーズン。
葉っぱが一回りふっくらとしてきました。
保険株がとれるかな?と思って子株をひとついただいて育成中です。
夏を乗り切るには増やしておくのが一番!(??)春の生長期に、ふたたびかざぐるまが復活するのが待ち遠しいです。