
リラ
和名 | 英名 |
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ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
リラ | Lila |
多くのエケベリアは、紅葉の時期に劇的な変化を見せてくれるのですが、今回は”変わらない”エケベリアをご紹介します。
こちら、リラです。

リラは、美しい白のロゼットをつくるエケベリアです。
葉の枚数が多く、こんもりとした美しい半球状になります。
形のきれいさはTOMOZOOのなかでも、かなり上位に入るエケベリア。
サイズは、この3.5号のプラ鉢でちょうどよいくらいです。
さて今回は”変わらない”エケベリアというお話をしましたが、
紅葉シーズンの姿がこちら

12月の姿です。
少し、爪が赤くなってきたという感じはしますが、ほぼ変化なく真っ白のきれいな姿です。
葉っぱ一枚一枚の形がしっかりしていて、形が崩れないのがありがたいです。
紅葉の最盛期を過ぎ、生長期の4月の様子がこちら

周りのエケベリアは、葉が伸びたり、紅葉が冷めて青々と変化したりしているんですが、まったく、変化がないといっても過言ではない。
これだけしぶとく姿を変えないエケベリアというのも珍しいもんです。
5月の少し暖かい時期になると

あれ?
なんとなく立ち上がってきた?
もしかしたら、温かくなってくると、ぐんぐんと生長を始めるのかもしれませんね。
冬の時期、水を切っていたにもかかわらず、枯れる下葉も少ないので、耐力のある品種です。
形にほとんど変化がなく、積極的に子株を出してくる感じではないですが、置き場諸問題も発生せず白くて美しい姿を維持てくれますので、安心できる一株です。

これから夏に入ります。
リラを育成して初めての夏。
どんな変化があるのか、いや、変化しないのか、そんなところも楽しみに見ていきたいと思います!