ノバヒネリアナ
和名 | 英名 |
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ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
ノバヒネリアナ | Novahineriana |
ノバヒネリアナのデータベース
沙羅姫牡丹ととってもよく似たエケベリアです。紅葉の仕方も、外葉が深い赤色になる感じがそっくり。育成しやすく増やすのも簡単ですが、鉢が大きすぎるとすぐ徒長してしまうという印象があります。大きくなる品種ではないので、鉢は小さめのものにするのが良いかもしれません。
フォルム
育成ポイント
増やしやすさ
※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。
TOMOZOOノバヒネリアナの育成記録
ノバヒネリアナは、ミニ多肉で購入した一株です。ミニ多肉ってすごく不思議なコーナーで、リーズナブルなのに稀に「なんでこんなのが!?」っていうものが入っていたりするんです。
おそらくこのノバヒネリアナもその一つ!当たり!!ってやつですね(笑)
購入当初はまだ紅葉には早かったのか、青々としておりますが、くっきりとしたひし形の葉っぱが幾重にも重なる感じ、どこか沙羅姫牡丹にも似ています。
交配式を調べてみると、「ザラゴーサノバ×キルヒネリアナ」ということだから沙羅姫牡丹( ザラゴーサノバ × 姫牡丹 = ハルビンゲリ )とは親戚のような関係でしょうね!どおりで形が似ているわけだ!!
青々としていたノバヒネリアナですが、寒くなってくると、ちゃんと色づき始ます。
紅葉シーズンは、きれいに色づいてくるだけじゃなく、葉っぱ全体がギュッと締まってくるので、渦巻きを描くような美しいロゼットも見せてくれます。
このじんわりした紅葉ときれいな渦巻き!
夏の姿から、大変身ですよね!
冬は休眠期ということで、水やりは月に1回ほどにしていました。その影響もあってか、年を越すころにはより身が締まって、ピークの頃にはまるで幾何学模様のようです。紅葉も、このあたりがピークだったかなと思います。
少しずつ水やりも増やし、植え替えもしてやると、徐々に葉っぱにもぷっくりと厚みが出てきました。
素焼き鉢に植え替えてさらにじゃんじゃん水やりすると、、
購入した時の状態に近い、青々としたエケベリアに戻りました。
生長の勢いで、やや形が崩れてしまった感がありますが、元気なことは確かでしょう。ただ、やはり大きな品種ではないので、全体の大きさは購入した当初からほとんど変わっていないように思います。
新葉が出たら下葉が枯れて、、、を繰り返すような感じです。
あとは沙羅姫牡丹やザラゴーサノバのように子株を出してくれるか、ということが気になりますが、今のところそういう傾向はないようですね。
まだまだ夏。成長は完全にストップで、パカーンと開いた状態が続いています。
秋の成長期を見越して、2号の素焼き鉢から9㎝のプレステラに植え替えをしました。
大きくなるかな??
と思ったら、なんだか伸びてきてしまったよ。欲張って大きめの鉢に植えたのが良くなかったのか。。
通常であれば、ギュッと葉っぱが閉じて赤くなり始めるころですが、御覧の通りのびのびと。
いかんいかん、ということで、いったん胴切りいたしました。
こちら頭です。胴切りした頭だけになると、だいぶ形が回復した感じがしますね。
おお!やっぱり胴切りすると色づいてきますね。よく見るとプチっと新しい芽も出てきています。やっぱり子株は出やすい品種なのかもしれません。
3月になると、小さな新芽が少し動き出しました。こんなに小さいのにちゃんと成長しているんです!何度見ても元気をもらえますね。
とかなんとか言っている間に、どんどん増えてどんどん大きくなって、こんな状態。やっぱり成長期ってすごいですね。
でもさ、頭の方はこんな風になっちゃったんですよ。やーっぱり徒長しちゃう。ザラゴーサ系のエケベリアを徒長させないように育てるっていうのが当面の課題ですね。
日付が一気に進んで、12月。再びの紅葉シーズンが目前に迫っていますが、今シーズンはこんなに小さくなっての冬となってしまいました。上の写真は胴切りした頭が徒長して、それをさらに仕立て直した(仕立て直そうとした)ものです。そして下の2株は胴切りの下から出てきたものかな?もう頭よりもこちらの方が大きいのではと思ってしまいます。
うまく育てるときれいな紅葉を見せてくれるノバヒネリアナですが、それ以前に形を整えるのに苦労する、TOMOZOOです。まだまだですね。