ピンクザラゴーサ
和名 | 英名 |
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ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
ピンクザラゴーサ | Pink Zaragozae |
ピンクザラゴーサのデータベース
ピンクザラゴーサはその名の通り、全身がピンク色に染まるザラゴーサ。形は黒爪ザラゴーサ似ですが、紅葉シーズンになるときれいなピンク色に変身します。かなりの普及種で、とっても育てやすい印象。ロゼットは比較的大きくなり、子株を出して群生するのも見ていて面白いエケベリアです。
フォルム
育成ポイント
増やしやすさ
※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。
TOMOZOOピンクザラゴーサの育成記録
TOMOZOOピンクザラゴーサはもともとかなり大きな一株でした。
こちらは12月の様子。紅葉、、、していてもおかしくないシーズンですが、あまり反応が良くないのか、それとも並大抵の寒さでは紅葉しない品種なのか、どこかぼんやりした雰囲気です。
年を越してもまだこの色。
爪はピンとしてザラゴーサらしい形をしていますが、全体がピンクというよりは白くて、存在感が希薄です。
ネット上の写真などでは、かなりしっかりと色づいている印象があるピンクザラゴーサ。
個体差のようなものがあるのかな?
おや、子株を発見!自然状態でも子株を出してれる品種のようですね。
それにしても外葉がシオシオです。
寒さに極端に弱いというわけではなさそうですが、冬にはどうしても外葉がしおれてきます。
冬の寒さに長いこと晒されたためか、株がギュッと締まっているように見えます。
3月に入ったので、このあたりからもう紅葉が覚めて青々としてくる感じでしょうか。
紅葉は来シーズンまで待つか、、。
とかそんなことを考えていたら、全体に色が出てきましたよ。
ピンクザラゴーサは他のエケベリアの紅葉シーズンよりかなり遅れて色が出てくる品種なのでしょうか。
ロメオルビンのように、夏に紅葉の最盛期を迎える品種もありますから、春、初夏に方がよく紅葉するエケベリアがあってもおかしくはないと思います。
少し寄ってみると、結構しっかりと色が出ています!
全体がまんべんなくピンク色。
芯の方にまだまだ緑が残っている気がするので、惜しい感じも致しますが、いや十分十分。
十分にピンクなザラゴーサです。
普及種だからと侮れない!赤爪に赤肌、原種である黒爪ザラゴーサとは、色違いといった感じですね。
6月、夏の入り口になりました。
紅葉、本当に一瞬でしたね。
もう夏に向けて身構えているような雰囲気です。
爪先の赤は残っていますが、あとは薄い緑色。
親株の脇から、子株がいくつか顔を出しています。
群生しやすい品種のようですね。
ついに夏がやってきました。
暑さには比較的強いようです。
子株たちも、バテバテになりながら必死で上を向いて大きくなろうと踏ん張っている様子。
夏が過ぎ、10月。
葉一枚一枚がややふっくらとしてきたのがわかります。
色は爪先のギリギリまで淡い緑色。存在感が、、、。
大分時間を経てから記事を書いているのであまり記憶にないんですが、3つあった子株のうち2つは切り離したみたいですね。
いつのまにか、親株と子株ひとつになっていました。(他人事。。)
12月、相変わらずのぼんやりカラーですが、爪先が徐々に濃くなってきたかな。
年を越してもこの色。なんだかデジャヴですね。。
この年、新しく起こった現象は花芽!
お判りいただけますか?成長点にごく近い葉と葉の間から、小さなつぼみが顔をのぞかせています。
これは、子株じゃなくて花芽だな!
花芽の兆候を見つけてから2か月弱、こじんまりと花茎が伸びてきました。
ネット上ではもとぐいーんと長い花芽がついているピンクザラゴーサもあるので、このサイズ感は育成の技量によるものなのかもしれません。
花の色は、黄色に近い雰囲気ですかね?
取り外していた子株たち、成長期を迎えてますます元気なようです。(やっと写真みつけた)
あの後、記録がかなり飛んでしまいました。
せっかく出ていた花芽、どうなったか観察しそびれてしまいました。。。
そして次の12月。再び花芽を確認!今度は2つ。
次こそは花を咲かせて記録を残すぞ!!