シャビアナピンクフリル

和名英名
ベンケイソウ科Crassulaceae
エケベリア属Echeveria
シャビアナピンクフリルshaviana ‘Pink Frills’

シャビアナピンクフリルのデータベース

上品な紫の色味と、なんといっても葉っぱの縁のフリルが特徴的な品種。交配親になることも多い品種です。(アフターグロー、ブルーヘロン、ネオンブレーカーズ、etc)。「ピンクフリル」という名前がついていながらも、一年中ピンクというわけではなく、緑が強くなったり紫色になったり、さらには葉が細長く長く伸びたりギュッと詰まったり、見ていて飽きない品種です。

フォルム

タイプ
つるっと系
粉系
ハード系
ソフト系
グリーン系
ブルー・ホワイト系
レッド系
紅葉
控えめ
しっかり

育成ポイント

成長速度
おそい
はやい
徒長
しにくい
しやすい
暑さに、、、
弱い
強い
寒さに、、、
弱い
強い
花芽は、、、
出やすい
出にくい

増やしやすさ

葉挿し
難しい
簡単
胴切り
難しい
簡単
仔吹き
しやすい
しにくい

※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。

TOMOZOOシャビアナピンクフリルの育成記録

購入したてのシャビアナピンクフリル。
葉が比較的丸く、意外とぷっくりした印象の一株です。
そしてなんといってもシャビアナらしいヒラヒラと繊細な葉縁、深い色。
多くの品種の交配親として使われてているだけあって、独特の風合いですね。

2021.1.8

購入してから一月、まだまだ寒さの残る2月ですが、もう動き始めました。
葉の芯の方から緑色に変化していきます。

2021.2.10

早めに成長モードに突入したピンクフリル、暖かくなってきて「いよいよ本番!」とばかりに生き生きと動いています。
ビニールポットから植え替えて、土を更新したので反応しているのかも!

2021.3.28

鉢から葉が溢れ出してきました。
購入したての頃は鉢の奥深くにすっぽり収まっていたのに、すごい生命力を感じますね。

2021.4.3

一度は緑が強くなったピンクフリルですが、ふたたびピンク色が強くなってきました。
日差しが徐々に強くなっていく季節ですから、光合成と紅葉と、行ったり来たりしながらバランスをとっているんでしょうか?

2021.5.1

株が充実するに従って、葉縁のヒダも細かくなってきました。

2021.5.27

気温が高くなってくると、葉っぱがシューっと伸びてくるんですね。
こうして熱を放出しているんでしょうか?

2021.6.4

葉の長さ、この辺がピークでしょうか。
アエオニウムかと思うほどに細く大きく開いた株。花火のようです。

2021.7.24

真夏ですが、むしろしっかり紅葉。
夏だったり冬だったり、木々に使う「紅葉シーズン」という表現はエケベリアには適用できないのかもしれませんね。

2021.8.6

秋の成長期、やっぱり成長期は緑色になるんですね。

2021.11.8

一度細長くなった葉、次第に詰まってきました。
改めて見返すと、こんなに変化の大きい、しかもはっきりとした品種って珍しいです。

2021.11.27

だんだんと色素が薄くなって、緑色から白になってきました。光の吸収をやめて、休眠モードかな?

2021.12.1

購入から1年。
葉が長くなったこともあって、株は二回りくらい大きくなりました。

2022.1.5

もう動き始めている感じですね。
葉縁クシャクシャ。

2022.1.30

植え替えで新しい土に!ますます充実した株になってくれるといいな!

2022.4.7

一つ前の写真から20日ほどですが、またずいぶん変わりました!
これまでで1番いい色になってますね!
もう5月になります。。ということはここから緑に、、、

2022.4.26

なりましたね。やっぱり。
ここでたくさん紅葉して株を充実させて、気温が上がってきたら葉がシューっと長く、、、

2022.5.21

なりましたね。やっぱり。
しかも、花芽が出てきました。かなり立派なもんですね。

2022.5.

ぐんぐん伸びてくる花芽。
一方で株の方もまあまあ元気そうなので、そのまま花を咲かせようかな。

2022.6.8

花芽が長くなってきました。
成長期の緑から、真夏のピンクに変わっていく途中の姿。
花芽についている葉(苞葉)までしっかりピンク色。
フリルはついていないですけどね笑

2022.6.29

花は明るいピンク色といった感じです。
花芽の本数は株の充実具合で決まってくるのかな?今回は一本だけ。

2022.7.3

ついに開いてきました。比較的細長い花。
爽やかなピンク色(コーラルピンク?コーラルレッド?この辺の色、、的確に表現できるように勉強したいです。)

2022.7.13

残念ながら満開の記録は残っておらず、、。たくさんの株を相手にしていると、記録しないまま見どころすぎていることも多々あり、後から見返しながら反省してます。。。

2022.8.4

葉の色は例年通りぐっと深くなり、紅葉真っ盛りです!

2022.8.11

しばらく時間が空いてしまいました。
(22年の秋に植え替えたのかな?)どこか懐かしいひっそりと冬越しする姿。
もう2年も経つんですね。

2022.1.20

季節によって違った顔を見せてくれるシャビアナピンクフリル。
「これほど分かりやすい品種はないな」と思うくらい毎年同じ時期に同じ挙動をして、同じ姿になります。
薄葉で繊細な外見とは裏腹に、頑丈で育てやすく、紅葉もばっちり。優秀です。
新しいシーズン、今度は交配にも挑戦してみたい、そんな一株です!

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