シャビアナピンクフリル
和名 | 英名 |
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ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
シャビアナピンクフリル | shaviana ‘Pink Frills’ |
シャビアナピンクフリルのデータベース
上品な紫の色味と、なんといっても葉っぱの縁のフリルが特徴的な品種。交配親になることも多い品種です。(アフターグロー、ブルーヘロン、ネオンブレーカーズ、etc)。「ピンクフリル」という名前がついていながらも、一年中ピンクというわけではなく、緑が強くなったり紫色になったり、さらには葉が細長く長く伸びたりギュッと詰まったり、見ていて飽きない品種です。
フォルム
育成ポイント
増やしやすさ
※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。
TOMOZOOシャビアナピンクフリルの育成記録
購入したてのシャビアナピンクフリル。
葉が比較的丸く、意外とぷっくりした印象の一株です。
そしてなんといってもシャビアナらしいヒラヒラと繊細な葉縁、深い色。
多くの品種の交配親として使われてているだけあって、独特の風合いですね。
購入してから一月、まだまだ寒さの残る2月ですが、もう動き始めました。
葉の芯の方から緑色に変化していきます。
早めに成長モードに突入したピンクフリル、暖かくなってきて「いよいよ本番!」とばかりに生き生きと動いています。
ビニールポットから植え替えて、土を更新したので反応しているのかも!
鉢から葉が溢れ出してきました。
購入したての頃は鉢の奥深くにすっぽり収まっていたのに、すごい生命力を感じますね。
一度は緑が強くなったピンクフリルですが、ふたたびピンク色が強くなってきました。
日差しが徐々に強くなっていく季節ですから、光合成と紅葉と、行ったり来たりしながらバランスをとっているんでしょうか?
株が充実するに従って、葉縁のヒダも細かくなってきました。
気温が高くなってくると、葉っぱがシューっと伸びてくるんですね。
こうして熱を放出しているんでしょうか?
葉の長さ、この辺がピークでしょうか。
アエオニウムかと思うほどに細く大きく開いた株。花火のようです。
真夏ですが、むしろしっかり紅葉。
夏だったり冬だったり、木々に使う「紅葉シーズン」という表現はエケベリアには適用できないのかもしれませんね。
秋の成長期、やっぱり成長期は緑色になるんですね。
一度細長くなった葉、次第に詰まってきました。
改めて見返すと、こんなに変化の大きい、しかもはっきりとした品種って珍しいです。
だんだんと色素が薄くなって、緑色から白になってきました。光の吸収をやめて、休眠モードかな?
購入から1年。
葉が長くなったこともあって、株は二回りくらい大きくなりました。
もう動き始めている感じですね。
葉縁クシャクシャ。
植え替えで新しい土に!ますます充実した株になってくれるといいな!
一つ前の写真から20日ほどですが、またずいぶん変わりました!
これまでで1番いい色になってますね!
もう5月になります。。ということはここから緑に、、、
なりましたね。やっぱり。
ここでたくさん紅葉して株を充実させて、気温が上がってきたら葉がシューっと長く、、、
なりましたね。やっぱり。
しかも、花芽が出てきました。かなり立派なもんですね。
ぐんぐん伸びてくる花芽。
一方で株の方もまあまあ元気そうなので、そのまま花を咲かせようかな。
花芽が長くなってきました。
成長期の緑から、真夏のピンクに変わっていく途中の姿。
花芽についている葉(苞葉)までしっかりピンク色。
フリルはついていないですけどね笑
花は明るいピンク色といった感じです。
花芽の本数は株の充実具合で決まってくるのかな?今回は一本だけ。
ついに開いてきました。比較的細長い花。
爽やかなピンク色(コーラルピンク?コーラルレッド?この辺の色、、的確に表現できるように勉強したいです。)
残念ながら満開の記録は残っておらず、、。たくさんの株を相手にしていると、記録しないまま見どころすぎていることも多々あり、後から見返しながら反省してます。。。
葉の色は例年通りぐっと深くなり、紅葉真っ盛りです!
しばらく時間が空いてしまいました。
(22年の秋に植え替えたのかな?)どこか懐かしいひっそりと冬越しする姿。
もう2年も経つんですね。
季節によって違った顔を見せてくれるシャビアナピンクフリル。
「これほど分かりやすい品種はないな」と思うくらい毎年同じ時期に同じ挙動をして、同じ姿になります。
薄葉で繊細な外見とは裏腹に、頑丈で育てやすく、紅葉もばっちり。優秀です。
新しいシーズン、今度は交配にも挑戦してみたい、そんな一株です!