ストリクティフローラノヴァ
和名 | 英名 |
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ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
ストリクティフローラノヴァ | strictiflora ‘Nova’ |
ストリクティフローラノバのデータベース
葉縁がくっきりと色づくのが特徴のストリクティフローラノヴァ。店頭でも見かけることの多くなった品種です。同じストリクティフローラのサルティヨとよく似た特徴を持ちますが、はっきりとした両者の関係は分かりません。小ぶりな品種のようで、小さな株から長い茎を伸ばして花を咲かせてきます。花にはたっぷりと花粉がついており、交配にも使いやすいのが特徴。夏場に調子を崩すと、回復までに時間がかかるあたりは、ストリクティフローラサルティヨとよく似ています。
フォルム
育成ポイント
増やしやすさ
※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。
TOMOZOOストリクティフローラノバの育成記録
2023年の1月に我が家にやってきたストリクティフローラノヴァ。うちに来た当初は、緑、というよりもグレーに近い葉色の一株。赤い葉縁くっきりです。脇から子株も顔を出しているので、子株を出しやすい品種なのかもしれません。↓
2月末頃になると、成長点付近から花芽が顔を出しました。かなり大きくなりそうな花芽です。↓
花芽だけではなく、本体の方も徐々に動き始めているようです。1月に購入した頃よりも葉の色が青みがかり、少し穏やかな表情になった感じがします。↓
花茎がどんどん伸びて、太くなってきました。今にもつぶされてしまいそうな成長点。もう少し下から花茎を伸ばしてくれるといいんですが。
ついに花が咲きました。最初に花芽を確認したのが2月末でしたから、そこから約2か月。ようやくといった感じ。しかし、花茎から花にかけてのボリューム。本体と同じくらいありそうです。↓
花のシーズンが終わると、本体の方にも少し活力がでてきたようです。↓
一応夏は越してくれましたが、暑さによる疲れが出ているようにも見えます。↓
結局ほとんど葉数を回復しないまま秋を終えてしまいそう↓
冬の消耗を防ぐため、室内に取り込んで育成中。まだまだ回復し足りないのに、また花芽が出てきました。↓
この年の開花は一年前より早く、3月。相変わらず大きな花芽です。↓
一足はやく花を咲かせ終わったこの年は、比較的回復にも注力ができたようで、葉縁の色、葉の色、なんだか健康的に見えますね。↓