セクンダプエブラ
和名 | 英名 |
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ベンケイソウ科 | Crassulaceae |
エケベリア属 | Echeveria |
セクンダプエブラ | secunda Puebla |
セクンダプエブラのデータベース
セクンダプエブラは、エケベリアセクンダのひとつ。丸い葉、淡いグリーン、器型フォルム。代表的なセクンダとして七福神などを思い浮かべる方にとって、このセクンダプエブラは実に”セクンダらしい”セクンダかもしれません。TOMOZOOもまさにそのひとり。「セクンダというとこういう感じだよね。」と言いたくなるのがこのプエブラです。七福神とよく似ているという書き方をしましたが、実際にはこちらのプエブラは七福神よりもやや小ぶり。子株も七福神ほどにジャンジャン出てくる様子はありません。セクンダプエブラを育てていると、七福神がどれだけ強くて旺盛なエケベリアなのかがよくわかります。
さて、セクンダは夏(が見ごろ)、というのが一応TOMOZOOの考え方ではあるのですが、プエブラは冬、です。冬にはお饅頭のようにギュッと小さく、丸くなるプエブラがとてもかわいらしく、それを楽しみに育てています。一年の変化、生長の記録を是非ご覧ください。
フォルム
育成ポイント
増やしやすさ
※「仔株」の項目は、胴切りや頂芽潰しをしない状態(自然状態)での仔株の出やすさを表しています。
TOMOZOOセクンダプエブラの育成記録
2021年に種をまいて、実生苗から育てたセクンダプエブラ。
「実生報告No.17 ―セクンダプエブラー」の最後の写真から約1年の様子がこちら。
播種から一年半、もうすっかりセクンダです。
実生記録のどの苗なのかはちょっとわからなくなってしまいましたが、特に葉っぱの幅が広く、丸っこいものを観察用の株として選んで記録をしています。
大きい葉っぱに対して、小さい小さい爪、かわいいですよね!
窮屈なビニールポットから植え替えて、少し広々した印象になったプエブラ。
緑強めですが、頑張って爪先から染まろうとしていますね。
真上から見ると見事な丸、〇、◎。
葉幅が広く、重なり部分も多いセクンダのロゼット。整ってますね~。
真上からだけじゃなく、横から見てもきれいなお椀。セクンダらしいフォルムです。
年を越して、寒さまだまだ厳しい季節。秋ごろに比べると大分色がくすんできました。
夏のセクンダは若竹色。
真冬のセクンダは老竹色ですね。
下葉が垂れて「もう限界!」と叫んでいるようにも見えます。
3月。寒さの穏やかな日も少しずつ増えてくる頃。
「待ってました!」と言わんばかりに動き出すセクンダプエブラ。早くも崩れ始めています。
生長スイッチが入ったようで、青々とした葉っぱが続々展開してきます。
下葉はどんどん伸びてきますね。
太陽の方に大きく傾くパラボラアンテナ。丸い葉っぱがつやつやしています。
日差しが強くなってきたからなのか、爪先の赤い色が復活してきました。
え?いきなり七福神?と思った方、よく見てください、セクンダプエブラが一つだけ、、、
そう、一番手前の一つがセクンダプエブラ。あとはすべて七福神のロゼットです。似ているというより、同じですよね。夏は特に。札落ち注意ですね。
真夏のセクンダプエブラ。
前の写真から2か月半ほど。「伸びた」というよりも下葉がどんどん枯れ落ちて「痩せた」という方が良いかもしれません。
この株は遮光なしで直射日光に当てているので、徒長はしていませんが、その代わり下葉が落ちる落ちる。
昨年まん丸な姿を撮影したのが10月。
その10月まであと2か月ですが、果たして元の姿に戻ってくれるでしょうか。こうご期待!!