セクンダグラウカ

和名英名
ベンケイソウ科Crassulaceae
エケベリア属Echeveria
セクンダグラウカsecunda Glauca

セクンダグラウカは、七福神などの有名な品種も含まれるセクンダグループの一品種で、青みがかった丸い葉が特徴のポピュラーな品種です。
今回はこのセクンダグラウカの実生の経過を報告します。

目次

2020/2/12『播種』

セクンダグラウカの播種は、実生その②の方法で行いました。
細かい作業工程などは下の記事でまとめましたのでをご覧ください!!

2020/2/23『発芽』

2020.3.28

▲播種から10日ほどで発芽したセクンダグラウカ。
初めの頃は小さすぎてピントが合わず、ようやく写真に収められるようになった頃がこちらです。
カンテやサブリギダの新芽と同じようにひょろっと長く伸びています。

2020.4.5

▲わずかずつではありますが、葉っぱが厚くなってきています。土の上を這うように伸びていますが、大丈夫でしょうか。

2020.4.11

▲播種から約2か月、ピンボケしてしまいましたが、双葉の間から本葉が出てきているのがぼんやりとわかります。

2020.4.19

▲生長速度が少し遅い感じがしたので、日当たりの良い場所へ移動すると、やはり双葉から緑色が抜けていってしまいました。
本葉の方には色が残っているので、このまま日差しの柔らかいところで少し様子を見ます。

2020.4.27

▲一週間ほど経ちました。
未だ元気に生長!とまではいきませんが、何とか新しい葉っぱは出ているようなので一安心。
小さな苗は急激な日差しの変化には耐えられないようですね。

2020.4.27

▲養生中のフタを取ってみたときの写真です。
ほとんど変化がありません。生長しているというより、なんとか生き延びているというような状態でしょうか。

2020/5/9『植え替え』

2020.5.10

▲5月に入り気温も暖かくなってきたので、ほかの苗を植え替えるにあたってセクンダも一緒に新しい管理方法に変更しました。

2020.5.23

▲この時点で3株、かろうじて生き延びているような状況。
うまく生長してくれるでしょうか??

2020.5.25

▲ここにきて、ようやく少し頭が持ち上がってきました。元気を取り戻しつつあるんでしょうか?
一番右の株では、新しい葉が出てきているのがわかります。

2020.5.27

▲ようやく生長のスイッチが入ってきたようです。
日に日に最高気温が上昇し、人にとっては少し暑く感じるくらいの季節ですが、エケベリアの苗にとっては良い季節のようです。

2020.6.3

▲3つの苗がみんな上を向いて伸びてきています。茎にも強度が出てきたみたいですね。

2020.6.10

▲一週間ほどで葉っぱが大分大きく開いてきました。緑色も鮮やかになってきたように思います。

2020.3.16

▲さらに一週間、また一回り葉っぱが大きくなりました。
右側の二株は小さな葉がたくさん出てきていますが、左側の一株は少し様子が違うようです。
実生では親株と異なる顔の個体が発生することもありますから、新芽の時点でこうした個体差も出てくるのかもしれません。

2020.6.22

▲3株とも元気!!
太陽の方に葉先を向けて伸びていこうとしている姿がかわいいですね。葉っぱも硬さが出てきたようで、大分頼もしくなってきました!
フタをしての養生もそろそろ終了です。

2020/6/25『ラップ外し養生開始』

2020.6.25

▲生長が止まる様子もないので、ついにラップでフタをしての養生を終了しました。

2020.6.29

▲上からの日差しも当たるようになったためか、株が真上を向くようになってきました。

2020.7.4

▲着々と生長しています。
そろそろ夏本番、セクンダの子株たちは夏の暑さに耐えられるでしょうか??
それにしても、左の一株はビジュアルがかなり違いますね。

2020.7.10

▲左側の一株、やっぱり生長の仕方が違いますね。
他の種子が混入してしまったのかも。

2020.7.16

▲3株とも元気で、そろそろ鉢の中が窮屈になってきた感じがします。
そろそろ植え広げの時期です。

今回は、記事が長くなってしまったので、ここまでにしておきます!
植え広げからは、【後半】の記事にアップします!
【後半】には驚きの事実も!?お楽しみに!

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