【保存版】TOMOZO的エケベリアの育て方No.2―植え替え―

植物は土から根を使って養分を吸収し、生育します。
根が発達するためには十分な容積の鉢が必要で、なおかつ鉢の中に含まれている栄養分の量が適当であることが必要です。
同じ鉢で長いこと育成していると、いずれは根詰まりが発生し、もともと土の中にあった栄養分も枯渇してしまいます。
そのままでは根の生育、株の育成もストップしてしまいます。
生長の余白を残すためにも、栄養の入った土に入れ替えるためにも、植え替えの作業をしていかなくてはなりません。

ここではエケベリアの植え替え方法について説明します。

【保存版】TOMOZOO的エケベリアの育て方No.1・No.3~No6 もどうぞ

植え替えは大きく2つの段階に分けられます。

根っこの整理

植えていた苗を鉢から引き抜いて、根っこや子株を整理します。
順調に生長してきた苗であれば、鉢の中は根っこでいっぱい!
土が根っこによって固められて根鉢ができているはずです。

約一週間ほど乾かしたら、いよいよ植え替えです。
植え替えの際は株と札がバラバラになりがち、誤って札落ちとならないように気を付けましょう。

植え付け

乾燥させた苗を適当な大きさの鉢に植え付けていきます。
TOMOZOOの多肉鉢の中は、

鉢底石 ⇒ 用土 ⇒ 肥料 ⇒ 用土

という構造になっています。

実際に植え付けてゆく様子を写真でご紹介します。
まず、素焼き鉢など鉢底に大きな穴が開いているものは、鉢底ネットを敷いて土が漏れ出ないようにします。

鉢底に中~大粒の鉢底石(鹿沼土や日向土など)を敷きます。

用土を上からサラッとかぶせます。
だいたい、鉢底の石が見えなくなる程度です。

軽く乗せた土の上に、殺虫剤を振り入れます。

さらに用土をさらっとかけます。

振りかけた土の上から、肥料を入れます。

さらに土を投入します。

ここまできて、はじめて苗を投入します。

まずは苗の高さを決めます。
片手で苗を持ち、高さを決定していきます。
深すぎず、浅すぎず、様子を見てやっていきましょう。
(ちなみに、深く植えると葉っぱが広がりすぎないという情報もありますが、実際にはどうなのか、今後TOMOZOOで研究してみたいと思います。)

次に土を注ぎ入れます。
鉢をくるくるとまわしながら、周りから土を流しいれていきます。

土を投入した直後は、土の中は隙間だらけ。
そのままだとせっかく植え付けてもぐらぐらと倒れてしまうことも。。

割りばしなどで軽くつき固めて隙間をなくしてあげましょう。
ゆっくりと優しく、根を傷つけないように突き固めます。

隙間がなくなって土が少なくなった分、土を追加で注ぎ入れましょう。
割りばしを差し込んでも土の高さが変わらなくなったら完了です。

投入した土の上を細粒の軽石などで覆うと、雰囲気を統一することができるのでおすすめです。
(軽石でマルチングすると蒸れを軽減できるという情報もありますが、マルチングの効果についてはあまり実感していません、、、)

以上、植え替えについてでした。参考にしていただければ幸いです!

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